「BlenderでMMDモデル改造のヒント集」のモデルについて

(約 2,400文字の記事です。)

このページは「BlenderでMMDモデル改造のヒント集(以下、当マガジンとも呼びます。)」の全編に共通する「利用するMMDモデル」に関するページです。

目次

更新履歴

2023/12/31 imaginegirls.comのサイトが閲覧できない状態になっています。ですが復活する可能性もあるので記事内のリンクはしばらくこのままにしておきます。
2023/06/24 執筆。

利用するモデルについて

当マガジンで解説する際に利用するMMDモデルは以下の通り。

ImagineGirlsアセット

2023年12月31日 追記。
以下のアセットダウンロードページを含めてimaginegirls.comサイトに現在アクセスできない状態になっています。imaginegirls.comのサーバーがタイムアウトで無反応。運営に問い合わせ中。
(いずれ復活する可能性があるのでしばらくこのままにしておきます。)

上記サイトのページ下部の2体のモデル、Iris(アイリス)さんとVienne(ヴィエンヌ)さんを改造モデルとして解説する。いずれもVer.1系のモデルだ。最新のVer.2ではない点に注意。

Iris(アイリス)
Vienne(ヴィエンヌ)

なぜこの2モデルなのかの詳細な理由はこちらをご覧下さい。

モデラー様がかこみき氏だから

かこみき氏はMMDキャラクターモデラーとしてとても有名なクリエーター様だ。上記のVer.1系の2モデルもかこみき氏が手掛けたモデルだ。かこみき氏のモデルは(ある時期に)リアル寄りから出発してある程度アニメキャラの頭部も実現させているが、そのバランスが非常に秀逸。他のMMDムービー製作者様によるカスタムモデルでもボディがかこみき氏のモデルを改造したもの(と思われるものも含めて)がたくさん見受けられる。それだけ完成度が高い。

世にたくさんあるフリーのMMDモデルのうち作り込みの甘いモデルではポージングによっては肩関節や股関節の破綻が目立つ。だがかこみき氏のモデルは関節の曲げる角度がきつくなるようなポージングでも変形がほぼ破綻しない。なのでこれらのモデルからの学びがとても多いというのが一つのポイント。

なおnoteのマガジンには収録しないが、かこみき氏のab8(アリア)さんのキャミスカートモデルもオススメだ。

かこみき氏モデルの変遷

余談だが、かこみき氏の公開モデルを拝見していくと、時系列順にある時期から「超絶リアル人体モデル」となり、ある時期からオリジナル公開用のアニメ顔のモデルにシフト。そしてふくよかな人体造型に徐々にシフトしていった感じがする。個人的にはImagineGirlsアセットのIris, Vienneさんと同じくらいの人体バランスのモデルは上記のab8アリアさんが最終だと思っている。それ以降のab8b以降のモデルはどんどんとふくよかな造型に寄っていったため、Iris, Vienneさんと並べるとその差がどうしても目立つ。

大和 司

あるいはキャミ&スカートをab8bに移植したらまた新たな知見が手に入るのかも知れない。考えたこともなかったがこの記事を書きながらふと思ったので、今後の新たな課題としておきます。

個人的にはスレンダー系の造型が気に入っているので、加えて私の記憶ではスカートモデルのアリアさんはab8(アリア)のキャミスカートモーフモデルのみだと記憶している。かこみき氏のモデルで露出度が極めて高いKanon(カノン)さんやab8, ab8bでも同様に「でんぶの露出」が多いモデルももちろん魅力的だ。だが、やはり王道のスカートモデルにもたくさんの魅力がある。その点では初期公開のab8(アリア)のキャミスカートモデルはとても秀逸なモデルだと思っている。

大和 司

ま、要するにお気に入りってだけの話ですが😍

また技術的な話をすれば、私の記憶ではab8は次の開発のab8bでモーフ類が大きく仕様変更されたためキャミスカートモデルはお蔵入り状態だったはずだ。なので最初から単体でキャミスカートモデルとして成立させるためには色んなメッシュ部分やモーフなどを修復(回復?)させる必要があり、その過程で色々と学びが多かった。なのでMMDモデル改造の腕試しとしても是非ともお好みにカスタムして欲しいモデルでもある。

なお、かこみき氏のアリアさんは商用利用NGなのでnoteのマガジンには収録していません。一般公開しているこのブログ記事でのみの登場です。ご了承下さい。

「かこみき三姉妹」と勝手に命名

長女、ヴィエンヌ
次女、アリア
三女、アイリス

かこみき氏のモデルの中でも上記3モデルが長女、次女、三女という感じでかこみき三姉妹と勝手に読んでいる😊色あいでも赤・緑(+黄色)・青という、見事なまでのRGB配色だ。上記3モデルでは共通する技術も多いが、それぞれ個性的な点も多い。3モデルを解析することで学べる知識はかなり多い。

noteマガジンでは残念ながらImagineGirlsアセットのVienneさんとIrisさんしか収録できないが、ブログ記事では公開できる範囲内でアリアさんについても触れていきたいと思っている。

大和 司

当然ながらVienneさんとIrisさんとで学んだ技術は、各自の手でアリアさんにも適用できることは言うまでもない😍

人体モデリングを「優れたモデルから学び取る」

いきなり初心者がトポロジの流れをゼロから考え出しながらモデリングしたり試行錯誤することは、ハッキリ言って無駄=「車輪の再発明」に他ならない。初心者がなすべきことは「優れたモデルから優れた技法や定石を学び取ること」なのだ。

能楽における序・破・急のように、空手や柔道や剣道などの武道でも言われているように
「型を学び・型を破り・新たに生み出す」
という3段構えが重要
理解・分解・再構築(by 鋼の錬金術師)とも言える。

いずれにせよ、まずは型を学んだほうが早い。最初に試行錯誤から入るのは愚の骨頂。遠回りにしかならない。

このマガジンではそれらをMMDダンスムービーを通じて楽しく学んでもらえるような内容にする予定です😊今後も少しずつ執筆を進める予定。今後をお楽しみに!

今回の創作活動は約1時間30分(累積 約3,262時間)
(892回目のブログ更新)

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