Zbrushでは実はブラシ技術よりも先にマスク&ギズモ操作を覚えたほうが早い

(約 1,000文字の記事です。)

マスクくらい簡単にかけられるよ、っていわれそうだがそのマスクのぼかし量も制御できている?それができていれば、ギズモ一発でかなりの形を作れるぞ。

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 マスクはキワのぼかしが重要

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多くの人は、マスクかけてギズモ引き出しっていったら、左の状態でよしとしていると思うのね、私もそうでした。そこからブラシをかけて右側のような形にする人が多いのでは?

CTRL+クリックの罠

ところがどっこい、マスクのブラー量を制御してあげると、何と、ギズモでの引き出し一発で右下のようにできちゃうんだよね。

つまり、マスクのブラーの制御ができていれば、引き出し後のブラシ操作のほとんどを省略可能なわけ。当然ながら、面も荒れない。

ブラシを使って左の状態を右下の状態に使用とすると、相当なブラシ技術が必要だし、手間もかかる。カメラもぐりぐり回さなければならない。

一方、右上の状態から右下の状態なら、山の頂点をちょっと盛り上げて、後は全体的にスムーズをかければ、割と簡単に完成させられるだろう。

が、右下は、ギズモで引き出しただけ、なのである。

こんなシンプルな形なのに、ブラシで整えるか、ギズモ一発で終わらせられるかで、数分は違うだろう。この山のさらに一部に、別の形を作るにしても、ブラシでまた盛り上げるか、マスク+ブラー+ギズモで作れるかの差は、非常に大きい。

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Zbrushは、とかくブラッシング技術に目がいきがちだけど、形の9割は、ブラシ以外で作ったほうが、早い。ブラシは基本的には「仕上げ専用ブラシ」なのだ。これは覚えておいて損はない。だから、ブラシで盛ること自体が非効率なのだ。

ブラシで盛るくらいなら、マスク+ギズモで大枠を整えた方がいい。そのほうがメッシュの形を生かせるので、面も荒れない。

ブラッシング=面が荒れる、これなのだ。ブラッシングしなければ、元のメッシュの規則性を維持できる。マスクのブラーやデフォメーションなどの変形は、幾何学的な変形なので、メッシュの荒れも押さえられる。

結局、Zbrushとはいえ、3DCGモデリングに変わりはない。つまり、複数の頂点を、如何に思い通りに配置するか、という点では他のソフトと同じ。

だから、ブラシでないと表現できないところはブラシを使うとして、そうでない部分には、ブラシを使わない方法を検討した方がいい。そのほうが、結果的に早くて綺麗なモデルを作ることができる。

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