やるべきことを紙に書き出す(ルーズリーフと鉛筆)

(約 6,000文字の記事です。)

これからは「本当に自分がやるべきこと」にフォーカスして時間を使うことにした。紙と鉛筆(シャーペン)で色々と書き出してみたら、今まで長々と先延ばしにしていた「本当にやるべきこと」が明らかとなった。

その中でも端的なのが「お金の流れ」だ。特にフリーランスや個人事業主では、ここの知識の豊富さや不足によって、天国にも地獄にもなる。仮にサラリーマンだとしても、自分という資産を運用していることに代わりはないので、誰もがみんな「社長業」を行なっているつもりでお金の知識を身に付けた方がいいかもしれない。

ただしこの記事ではお金の流れの話ではなくて、それ以前の、何をどうやって成していくか(いつ、どうやってお金の知識を体得すべきか)の手法そのものについて考えていきたいと思う。

というのも、お金の学習項目は浅く広く多岐に渡るので、計画的に各ジャンルを区切って学習していかないといつまで経っても網羅的な知識を身に付けたという満足感・実感が湧きにくくなる可能性が高いから。

対象読者はフリーランス、個人事業主、あるいはお金の流れに興味がある人です。

目次

はじめに

某VRおしゃべりツールでの一件があって以来、色々と自分の価値感を見直していた。その中で決定的な衝撃を受けたのがこちら。

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YouTuberのヒカル氏と江頭2:50氏の動画だった。

お金に関することはヒカル氏の、メンタルに関することは江頭2:50氏の動画が参考になった。

紙と鉛筆(ルーズリーフとシャーペン)

アナログ回帰。ルーズリーフに書く。順番を適宜入れ替える。途中で別のルーズリーフを追加する。シンプルな運用。

なおバインダーは金属リングがオススメ。樹脂製リングだと継ぎ目に紙が引っかかってストレスだからだ。ただし閉じる際には指を挟まないように気を付けよう。バインダー選びは通販よりも大型店舗に行って実際に手にとって気に入った金属リングのバインダーを選んだ方がいい。金属リングの選択肢はあまり広くはないので消去法で探ることになるだろし、何よりもアナログではグッズの手触りなど五感で気に入るかどうかが非常に重要だからだ。

ただしどうしても店頭でいい物が見つからない場合には妥協して樹脂製リングから始めてもいいと思う。

今の時代、ともすれば何でもかんでもデジタルでサーバー連携で、となるところ、実際に今まで色々と使って不満な点もいくつかあって、今回は思い切ってアナログに回帰してみることにした。具体的には紙と鉛筆と、文字と記号や図形による思考方法への回帰。そう、学生時代にごく普通にやっていた、ごく普通な生産性向上のための試行錯誤。

今まで色々とデジタルな仕組みによる管理方法を模索してきたが、やはりアナログの良さは確実に存在する。今回、色々とモヤモヤしていたので、思い切ってアナログで思考方法を整理してみようと思った。

  1. 1枚の紙に1つのテーマを書く(タイトル付け)
  2. テーマについて思いついたことを箇条書き
  3. 気分でルーズリーフの並び順を適宜変更する(グループや読みやすい順に)
  4. 気軽に修正したいのでボールペンよりも鉛筆かシャーペン(と消しゴム)がおすすめ(だが強制はしない)

こんな感じで、とにかく思いつくまま、気が付いたまま、新規のルーズリーフに書き起こしたり、途中で思い出した項目を既存のテーマの用紙に書き足したり。そんなこんなで5時間ほど書き出してみたら、さすがに「もう全部頭の中身を出し尽くした」気がした。頭がスッキリした。久々にシャーペンで文字を書き殴ったよ😊

時々漢字が思い出せなかったりしたが、そんな時に目の前にノートPCがあると即座に解決で助かる(スマホより早い)。ただしそこでうっかりネットサーフィンをしたり別の調べ物をし始めないように気を付けよう。あっという間に時間が過ぎるぞ~。

単純な繰り返しタスクはデジタルが有利

ただしゴミ出しや毎日の日課というような、周期的に生じるタスクの場合にはデジタルツールのほうが便利。登録忘れもない上に、タップ1回でチェックONされてリストから消えてくれるので、その点ではデジタルツールを使った方がいい。

この記事ではそういうルーチンタスクではなくて、プロジェクトのようなワンオフの(繰り返しではない)階層構造的なタスクの洗い出し~ToDoリスト化の話になります。

やることリストの作成

ある程度具体的に書き出せたテーマについては、そこからやることリストにもできる。ツールの使い方を知る必要はない(笑)1行の行頭に□の記号を書き出すだけだ。優先度を付けたければ□の左側に数字を振ればいいだけ。The シンプル。並び替えすら不要だ。また途中に追加したければ2.1, 2.2などというように小数点で管理すれば優先順位も入れ替わる。2.1.3などのようにいくらでも優先順の変更(または項目の追加)が可能だ。

アナログなので「リアルタイムに表示位置が上から順にソート」なんてことはできないが、やることリスト(To Doリスト)としては機能する。ソートされていれば見た目の気分はいいが、本質的に「順番にやるべきことが明らかになってさえいれば」実は見た目はどうでもいい(笑)

むしろ紙と鉛筆というシンプルさから、タスク管理ツールの使い方チュートリアルを読む必要すらない(笑)

間違えたら消しゴムで消せばいい。打消し線でもOK。

逆にやることリストが作れない項目は、まだまだ「サブタイトル止まりの曖昧な取り組み内容や具体性のないイメージ」でしかないことも分かる。場合によってはそのサブタイトルを別のルーズリーフのタイトルに書き写して独立させてもいいだろう。自由だ。1行のタイトルを書き写す手間など30秒もあればできるでしょ?

やるべきことは「そもそも最初から山積み」だった

こんな感じで、タイトルとサブタイトル、またはやることリストなどがどんどん明文化されると、「あれ?本当はやらなければならないことが山積みでは?」ということに気付く。そしてそのほとんどは「いつかやりたいなぁ」止まりであって、全く具体的な行動に落とし込めていないことに驚いた。

そりゃ確かに永遠に無期延期ができてしまうし、いつまで経っても実現しない。「いつまでにやる」か決めるか以前に「具体的に何に取り組むか」すらが明らかになっていないからだ。それでは何も実現しない。

ここまで書くと、普通の自己啓発本と中身が何も違わない(笑)あるいはビジネス書の初歩や基本事項にしか見えない。だが実際にルーズリーフに書き出してみたら、そうだったのだ。

自分自身を少しずつ甘やかしてきた結果、ビジネスマンの初歩の初歩まで退化してしまっていた。このままではまずいぞ。

生活改善「規則正しい生活」

これまた「何を今更」感がある。だが、ヒカル氏の動画にもあったように、「常に一定(以上)の結果を出し続ける」ためには、特定の行動内容を長期的に繰り返す必要があるだろう。そういう場合には「行動の習慣化」が重要だ。それを定着させるためにも、規則正しい、毎日のルーチン化作業が必要になるだろう。そういう行動を自分自身に定着させるための手段として「規則正しい生活」なのだ。

一見すると「いつも一定(以上)の成果が出ているのであれば、取り組む順番などは日々バラバラでもどうでもいいのでは?」とも思える。おそらくヒカル氏が言いたいのはそういうことじゃなくて、将来的に必ず起こるであろう「今のレベルをさらにアップさせる場合」に対応するために、まずは「今のレベルを楽に達成できるための手法」を自分になじませてしまうことの重要性(行動の習慣化)を指摘しているのだろう。というのも将来的に「さらに今よりも高いレベルで一定(以上)の成果」を追求するときに、規則正しい生活になっていればその一部の行動内容をさらに磨くことでそれが実現できそうだ、と思えるからだ。

要するに習慣化した行動をさらに磨くことで「さらに次のレベルアップへの階段作りと実行、実現化」がしやすくなるからだろう。

対していつも適当に気分で取り組んでいると、次のステップ、さらに次のステップ、というレベルアップのさせ方の道筋がイメージしにくくなる。結果、取り組めないので「時々はスマッシュヒットだが、平時は泣かず飛ばず」というスランプのリスクがある。

そう思ったので、生活習慣を改善することにした。まずは手始めに夜型生活から朝型生活へのシフト。飲酒量の制限。睡眠の質の向上と健康維持。そして規則正しい生活の中に、自分のやりたいこと、成し遂げたいことを数字化し、目標と現状の差を明らかにし、どうやってその差を埋めるのかを考えて思考し、試しに行動し、フィードバックから「確実に結果に結びつけるための取り組み」を抽出して、規則的に実行すること。

そのためには時間とエネルギーが必要だ。だから時間を無駄にはできない。

SNSから距離を置いた理由「今は必要ないから」

そう考えると、Twitterやnoteは、今の自分にはあまり必要ない。今の自分にとって「やりたいこととやるべきこと」が明らかになってしまえば、他人の状況に興味がなくなる。

というか「それどころではない」ことに、ようやく気付いた(笑)

まずは自分自身の基礎を固めなければならない。これもヒカル氏の動画からグサッときた点だ。

そしておそらく自分の基礎固め中には、実は「専門家以外の意見はほぼノイズにしかならない」ことが多いと予想する。視点が違えば意見が180度変わることもあるからだ。専門家の視点は一般人の視点とは異なる。だからこそ専門家なわけだが、インプットとアウトプットの質を高めるためには、どうしても専門家の声・視点が必要になる。その場合、一般論はノイズにしかならない。必要なのは専門的な「何か」なのだ。それ以外はいったんはカットしていいだろう。(必要なら後から追加して軌道修正すればいい。)

そう考えると、ほぼ今の自分にはTwitterは不要だ。ノイズが多い。noteについてはRSSリーダーにその専門家のアカウントを登録すればnoteを使わずともリアルタイムで最新記事を追えるので、フォローしない=TLに表示させずともよい。(もちろんフォローしても問題ないけれど。)RSSリーダーならば2~3日に一度、まとめてその専門家の記事を眺められる。TLで流れ去るようなことはないので、後日、必要に応じて複数記事の内容を精査してもいいだろう。なのでSNSとしてnoteを運用しなくてもいいことになる。

Twitterやnoteなどについては、つまりSNSについて気になっていた点については、某VRおしゃべりツール(VRSNS)で得られた結論がそのまま当てはまったことに驚いている。VRSNSと呼ばれるくらいだから、元々VRSNSとTwitterなどのSNSとは相性がよかったが、逆に言うとVRSNSに限らず既存のSNS全般にも検討結果が当てはまってしまった、という発見ね。

【結論】やるべきことを紙に書き出す。SNS休止もアリ

自分がやるべきことにフォーカスすると、もはや他人の視点などに興味がなくなる。それよりもやるべき内容と処理にかける時間、かけられる日数などに注意が向く。処理内容の質を追求すると、必ず「効率」を考えざるを得なくなる。そういう流れの中に、SNSが必要かどうか、よく考えてみて欲しい。

もし不要だと思ったら、SNSから少し距離を置いてみよう。必要だったら使えばいいだけ。不要だったらそのまま運用をお休みしてみることもいいだろう。

とにかく1日は24時間しかない。眠らないと頭が回らない。太陽の光を浴びないとそもそも夜に眠くならない。過度の飲酒は睡眠の質を下げるので、睡眠時間が無駄に長くなる。そうなると「やるべきことにかけられる時間数がどんどん減る」。結果、「今だけ必要なこと・今すぐ必要なこと」以外やらない癖がつきやすくなり、気が付けば「何でもダラダラと延期する癖」が身に付いてしまう。そのことに何とも思わなくなる。これは危険な兆候だ。

やるべきこと、やりたいことを、ルーズリーフと鉛筆(またはシャーペン)で、色々と書き出してみよう。ルーズリーフは簡単に並べ替えられるので気楽にテーマの並び順を変えられる。ページの追記も簡単だ。アナログでありながらある程度の可逆性もあるし、そもそも「ツールの使い方」を学ぶ必要がゼロだ。今すぐに始められる。

というわけで今回の記事では、アナログな「紙と鉛筆」で思考し、やるべきことを明らかにしたら、あとは処理内容の質と量、効率を考えるべし!という日記で終了です。

今回の創作活動は約1時間30分(累積 約2,827時間)
(820回目のブログ更新)

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