コンパクトかつ高品質な卓上スピーカー「FUNLOGY Speaker」、2週間後の本当の音についてのレビュー

今回はコンパクトかつ高品質な卓上スピーカー「FUNLOGY Speaker」のご紹介。2週間後の、エイジング完了後の音質についてもレビューしています。そして「さらに高音質で楽しむ」ためのイコライザー設定についても解説していきます👍

大和 司

案件じゃないよ。自腹購入だよ。だからこそ忖度(そんたく)なしの全力レビューです😊 1,600~1,900円というお手頃価格ながら、あなどる事なかれ。1万文字越えの超大作です。

(約 11,000文字の記事です。)

更新履歴
2025/09/21 エイジング18日目。エイジング終了。最終的な感想を追記。
2025/09/14 エイジング11日目
2025/09/12 エイジング9日目
2025/09/11 エイジング8日目
2025/09/10 エイジング7日目。1週間経過後の総まとめを追記。
2025/09/09 エイジング6日目
2025/09/07 エイジング4日目
2025/09/06 エイジング3日目
2025/09/05 公開。エイジング2日目

目次

エイジング中の感想

エイジングを開始する前に、PCに設定されているかも知れないオーディオエフェクトを解除しておこう。エフェクト付きではスピーカーの特性を正確に聞き分けられない

大和 司

特にエフェクトが「音圧に応じて自動的に音量調整」してくれる場合には、目も当てられない。😭

初日~1週間目

時系列の追記(暇なら読んでみて)

1日目、音質はまだ評価しない。製品不良がないかチェックのみ。

2日目、2025/09/05 中高~高音域がこもりがち。低音は徐々に「出てきた」印象。 

3日目、2025/09/06 明らかに全域がクリアになり始めた。

  • ぼんやりしていた低音域が「ブリブリ」と引き締まってベースラインの輪郭がよりハッキリ聞き取れるようになってきた。パッシブラジエーターが振動に馴染み始めた。裏側を触ってみれば昨日よりも良く振動しているのが分かる。
  • おそらく低音の音圧はもう上がらない印象。カタログ値48mmのコーンにしては頑張っている。褒めてあげたい。
  • 高音域の金物の音が前に出始めてきたが、クリアではない
  • まだ中音域は「曇っている」印象がある。イマイチ「抜け切れて」いない。
  • 全体的に中音域が聞きやすくなってきたが、クリア感はまだ少ない
  • マザボのTUF GAMINGにはデフォルトでDTSエフェクトがかかっていた😱
    • 解除したら音量が下がったが、思ったよりも鳴りがいい感じだった
    • ソフトウェア・イコライザー「Equalizer APO」を導入してエイジングを継続

4日目、2025/09/07 低音の変化はほぼ落ち着いた。

  • 中音域が前に出始めたため、相対的に低音がやや弱く感じる
  • 金物の超高音域も音が出始めた
  • 高音域は全体的にまだ曇ったまま
  • なので、全体的にまだクリアに抜けきれない印象は相変わらず。
    • 10kHz以上の伸びが悪い感じ
    • 即席でクリアにするためにはソフト側のグラフィック・イコライザなどで10kHz以上をブーストしてあげればすぐにクリアになる
    • エイジング中はそれで楽しむのもあり(必要な音をスピーカーから出させないとエイジングが進まないので)
    • 日々のテスト視聴時には忘れずにイコライザOFFにすること

6日目、2025/09/09 低音のパッシブラジエーターがほぼなじんだ。ようやく中高音域が鳴り始めた印象

  • ブリブリとした輪郭のハッキリしたベース音を出せるようになった
    • ツマミが12時の方向でハッキリと聞き取れる。
    • 部屋で寝っ転がって聞くととても手の平サイズのスピーカーには聞えない!
  • 中高音域がどんどんエイジングで鳴るようになってきた
    • なのでイコライザで6.3kHz以上のブーストをちょっと絞って再調整
    • 4kHzを少し上げてあげるとクリア感が増す。1dBほど上げた。

7日目、2025/09/10 一気に音質が上がった。

  • ボリュームをかなり絞っても「しっかりベース音の輪郭」が聞き取れる。
  • パッシブラジエターが本領発揮し始めた。
  • 同様に、高音域も徐々になり始めた。耳障りな「キンキン」というイコライザーブースト由来の音ではなくて「艶やかになる高音域」になり始めた
大和 司

エイジング1週間で劇的に音質が変わった!😍
箱鳴りの派手な低音(ドンシャリ系)のCreative Pebbleではなくて、ベース音の輪郭のあるFUNLOGYを選んで正解だと確信した😍 かなり音を絞った上でもFUNLOGYのパッシブラジエーターからこれだけの低音が引き出せれば、もう満足です。

1週間後の感想のまとめ
  1. エイジング1週間で劇的に音質が変わった!😍
  2. 新品スピーカーのエイジング100時間説は間違いない。まだ50時間目だよ!
  3. ボリュームをかなり絞っても「キッチリとベース音の輪郭」が鳴るようになった。パッシブラジエーターのゴムがようやく馴染んだ印象
  4. PCに知らないうちにセットされているようなサウンドエフェクト類はOFFにすること
  5. サウンドドライバでイコライザが使えないマザボの場合にはソフトウェア・イコライザ「Equalizer APO」を使って、気に入った音質で楽しくエイジングを続けることがオススメ
  6. 育つスピーカーを楽しめるのは最初の2週間だけ👍 あとは安定するので。

1週~2周目。エイジング完了の感想など

エイジング18日目の感想。これでエイジングは終了。普通に使うことにする。

17日間のエイジング結果のまとめ(最終)
  • 中高音域~高音域は十分鳴るようになった
  • なのでイコライザも+1dB程度で十分満足の音
  • 最後まで時間がかかったのは中低音~低音までの音のつながり
  • 葬送のフリーレンをアマゾンプライムビデオで視聴していたら中低音域がいい感じにエイジングされて滑らかに繋がるようになった
  • 低音はドカンとくる音圧は無理だが、ベース音の輪郭はそこそこ聞こえる
  • ジャズを聴いてもそこそこ楽しめる
  • 中音域がかすかにくもり気味だがイコライザで補正できるレベル
  • 何よりも手の平サイズなのに低音が聞き取れる驚きよ
  • オーディオマニアでもない限り、一般人にとっての卓上小型スピーカーとしては十分すぎる音質😍
    大和 司

    当然ながら最初数日間の印象とは全く別物😍 最初からこの出音だったならば5千円クラスだと言われても納得するくらい、いい音が出るようになった。コーン48mmのシングルコーンスピーカーの割には、もう十分に満足。1,500~2,000円クラスなら十分。パッシブ・ラジエーターも低音域の輪郭に寄与している。

    1週~2周目の過去ログ

    8日目、2025/09/11 ようやく中高音域のヌケが良くなってきた。

    • ようやく音全体のクリアー感が出てきた。
    • 中音域の曇りが消えつつある。
    • 高音も出方が綺麗になってきた。
    • 極低音のブリブリ感がさらにハッキリ聞えるようになってきてGood!😍
    • イコライザーも6.3kHz以上を少し絞ることで、逆にクリアー感が出るという不思議な体験をした。
    • 何でもかんでもイコライザーでdBを上げればいいってもんじゃない。

    9日目、2025/09/12 筐体の左右の側壁の振動が1周目よりも減った。

    • 筐体内の空気が効率よく前後方向の振動に変換されている証拠。
    • だからコーンまたはパッシブラジエーターの振動に変わっている
    • なので中音と低音が効率的に鳴るようになった感じ。
    • スピーカーのエイジングとしては出口が見え始めてきた
    • スピーカーの特性としてはそろそろ固まりつつかるかも
    • 1周目と比べたら中音域のクリアさが段違い😍
    • 爆音じゃない低音と中音域とのバランスが絶妙。
    • イージーリスニングでも低音疲れしない、マイルドな低音。
    • 低音の音圧を上げるためにはボリュームUPして。駆動電流UPが必要なので。

    11日目、2025/09/14 中高音域と中低音域の鳴りが良くなった

    • 低、中、高の音域のギクシャク差がなくなって、ほぼ均一に鳴るように
    • イコライザーもかなりフラットな形になった。
      • dBを上げているのは6.3k, 10k, 16kHzをそれぞれ0.3, 0.5, 1dB上げただけ。
      • それだけもう十分にフラットな鳴りになっている。
      • あとは各自の好みで調整
    • 残念ながら低音はいくらイコライザで上げてもさほど音圧は上がらない。
    • 音圧を上げるためには
      • ボリュームを上げること
      • PC側からの出力を上げること
    • 低音の音圧の限界が早い。これが小径シングルコーンの弱点。

    Equalizer APOで最終調整

    Windows PC用の無料のイコライジングソフト「Equalizer APO」で最終的なイコライジングで、ちょっとだけ高音域を持ち上げてあげれば完璧。せいぜい+1dB以内の微調整レベルで十分金物はキンキンと鳴る。

    大和 司

    ただしスピーカのコーン直径やUSBの電圧でのアンプ能力なので、低音ブーストは不可能😭 スピーカーのボリュームを上げて、イコライザー中~高音域を「絞る」方向で、相対的に低音の出音を上げられるが、いかんせん、限界はあります。

    低音は「聞こえる」ことで妥協して。ドスンと腹に来る低音が欲しければちゃんとした数万円クラスのスピーカーとアンプでどうぞ~。それでも卓上スピーカーの割には十分に低音が「聞こえる」。

    エイジング後のイコライザ設定のご紹介

    Equalizer APOを使って高音域のちょっぴりブーストと、左右の音のバランス調整を行なった。Realtekのドライバソフトでは大雑把なLR調整しかできなかったがAPOだと微調整ができる上に、2, 3クリックで簡単にフィルタのON/OFF切り替えができる。

    なので、仮にヘッドホン接続時には左右バランスフィルタをOFFにすれば音像が真ん中に来るし、プラグを抜いたあとで再びフィルタONで元のスピーカー用のLRバランスに戻すことができる。

    ①~④でLRバランス。数値の微調整できっちりセンターを出せる。電源アイコンのワンクリックでフィルタのON/OFF可能。

    ⑤最終的に6.3kHz以降をほんの少しブーストしただけで十分になった。(エイジング当初は+4~6dBだった。それだけエイジングでコーンが振動するようになった。)

    低音のベース音強化のためには、PCからの出力を上げればいい。⑥試しに+5~10dBにしてみたが、予想外に「音割れが発生しなかった」ので、その後色々試行錯誤してみた。最終的に⑥PC側で+5dBにブーストして出力し、スピーカー側で音を絞る方向で運用。こうすれば原音の信号をなす電流成分が多めになるのでスピーカーの駆動電圧が小さくてもコーンを振動させるための駆動力をアンプでしっかりと生み出せるので、低音の鳴りが良くなる👍

    大和 司

    要するに音割れを感じない範囲でPC側からの音の出力を大きくしてあげることで、コーンの振動に必要なエネルギーをなるべく原音によってPCからスピーカーに供給してあげる作戦です。原音自体が大きければ、USBパワーでしか駆動できない非力なアンプでも十分にコーンを大きく振動させられるので、音圧を稼ぎやすくなるわけ。結果、低音も出やすくなる、という理屈ね。

    原音+5dBでベース音の輪郭がクッキリして、低音が聞き取りやすくなる。当然ながら中~高音のレスポンスも良くなるので、音の輪郭がキッチリして「より高音質」に聞こえます😊 各自のPC環境で、音割れしない範囲でブーストして試してみて。

    中音域のくもりが気になる人は、2.5k, 4k, 6.3kHzを0.1dB単位で少しずつブーストして試してみよう。音がクリアに抜けるようになるはずだ。それに合わせて6.3kHz以上もバランスを取るために微調整必須。

    FUNLOGY Speakerのいいところ

    • 高さ11cm、幅7cmのコンパクトな筐体
      • 目安としては「新品ガムテープの四角い版」くらいの大きさ
    • 横置きOK!高さ7cmの隙間にも配置可能
    • 奥行き13cmだが、前面が斜めに傾斜しているので圧迫感少な目
      • 壁際デスクなど、デスクに奥行きが厳しくても設置可能
    • 表面がマットな質感なので黒い筐体でも「まぶしくない」(重要)
    • 電源ONの白色LEDも目に刺さる輝度ではないので気にならない
    • ボリュームつまみも上質な、重みのある回転摩擦感
    • 筐体サイズの割に低音~中音が驚くほど豊かに聞こえる
      • 低音が中音域に被らないのでボーカルの声を聞きやすい
    • 1,500円台というコスパを考慮すれば120点😍
    • 気軽に友人などにプレゼントしても絶対に喜ばれる!
    買って2日目の率直な感想(エイジングでかなり変わったので参考になりません。あくまでも当時の感想のメモ書きです)

    イマイチなところ(エイジング中2日目の感想)

    • 振動板が1スピーカ1枚なので、どうしても高音の抜けが悪い(1,500円を考えれば十分コスパよしだがw)
    • 1つで2万円以上のスピーカーで聞き慣れている人からすれば、どうしても中高~高音域の「曇り」を感じてしまう(エイジング中の感想なので、もしかしたら時間と共にクリアになる可能性に期待😍 )
    • 特にジャズを聴けば、スピーカーの性能が丸わかり(クラシックよりもハイハットや金管楽器の高音域が多めなので分かりやすい)
    • 同じ理由で低音は出るが「低音(ウーハー担当)」も、出ない。パッシブラジエーターで何とか中低音はリッチに聞こえるが、本当の低音は無理
      • 要するに、実測値45mm、カタログスペック48mmのシングルコーンでは、低音と高音の表現に限界がある(これはこの製品に限らず、物理的な限界)
    大和 司

    スピーカーはコーンの直径が正義。特に低音域は直径が大きくないと、出ない。(高音域は逆に小さいほうがいい。だから高いスピーカーほどツイーター標準装備ね

    スピーカーはエイジング100時間が鉄則

    まず、どんなスピーカーでも、最低でも100時間は音を鳴らしてコーンを振動になじませよう。開封直後の音の印象は例外なく「最悪」だ。1スピーカーあたり2万円以上の高額スピーカーでも例外ない。

    バイクや自動車のエンジンにも「アタリ」が付くまでは高域までふかしてはいけないのと同じで、振動するあらゆる物品には「馴染み、アタリ」の時間が必要

    大和 司

    なので100時間、およそ2週間後に記事を書こうと思ったが、待ちきれない!😍 ということでフライング執筆。2週間後くらいに加筆修正予定。(加筆完了済み)

    なのでエイジング中なためかどうかは分からないが、2日目の印象としては中高~高音域の抜けが悪い。ちょっと曇っている印象。ただし中高~高音域はHz数が高い=コーンがなじんでいないので駆動機構(ドライバ)で上手くコーンが振動できていない可能性がある。ここは2週間後の感想をお楽しみに。

    ゴム製パッシブラジエーターの効能

    背面のパッシブラジエーター、樹脂製かと思いきや、ゴム版でしなやかに振動している。これが功を奏しているようで、筐体サイズから想像できないリッチな中低音だ。極低音は厳しいが、ベースラインは何とか聞き取れるレベル。

    ジャズを視聴すればスピーカーの性能が出る

    ま、お好みの音楽何でもいいので、ノートPC内蔵スピーカーやモニター内蔵スピーカーで視聴している人は、悪いことは言わない。FUNLOGY Speakerを試してみて欲しい。1,590円という価格に対して十分な満足を得られる!間違いない。😍 

    LRのバランス調整をPC側で

    こういう「片方のスピーカーにアンプ、他のスピーカーにケーブル接続済み」スピーカーは、どうしても左右の出力にばらつきがある。なのでPC側でLRのバランスを取ってあげよう。サウンド設定>デバイスのプロパティなどを探してみて。

    スピーカーを左右に設置したあとに、音像が真正面に来るように、LRのバランス調整は必要。またスピーカーがなじんでくると出力が変わることもあるので、気になったら小まめに調整してあげるといい。

    大和 司

    (普通のアンプ+スピーカーなら、アンプ側でLRバランスを取るのですが、それができないので)

    最終的にはEqualizer APOでLRのバランスを微調整して仕上げました。

    他の製品と比較した内容と、決定打

    まず私はいきなりFUNLOGY Speakerに決めたわけではない。直前まで「Creative Pebble」を買うつもりだったのだが、いくつか気になった点があったのでその検討内容もここにメモしておく。

    Creative Pebble

    • 丸いので無駄に設置スペースが必要
    • 転がっていきそうで怖いw
    • 正面が鏡面仕上げで「まぶしそう」(重要)
      • そういうレビューあり
    • なぜグリーンのLEDライト?チープ感
    • 1~2年以内に片方が壊れるというユーザーレビュー多発

    個人的には「球体、正面が鏡面仕上げ」で、手が止まった。

    Amazonベーシック PC スピーカー

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    • 30年前からあるレガシー感
    • 無駄に大きい筐体
    • イヤホンジャックが強みか?

    個人的にはちょっとデカすぎる。あとイヤホンジャックは人によっては魅力的だろうが、私は基本的にスピーカー視聴がメインなので。

    大和 司

    私の場合、そもそもFIFINE AM8 USBにヘッドホンをつなぎっぱなし&AM8をONにすればPCオーディオ出力がそちらに切り替わるので、イヤホンジャックそのものはなくてもいいかな?と思ったわけです。

    またオーディオインターフェースがFIFINE AM8に切り替わる=スピーカ用のLRバランスとはまた別で、FIFINE AM8のLRバランスがデフォルトなセンターバランスでヘッドホンを使えるので、その意味でも都合がいいわけです😊

    (要するにLRバランスはオーディオインターフェースごとに設定できるので、PC本体+スピーカーのLR設定と、AM8というオーディオインターフェースのLR設定とが独立しているため、今の運用がベストマッチなのです。)

    YouTube比較動画が決定打

    こちらのユーザーレビューを見ていてCreative Pebbleをやめたのです。

    ネガティブな意見ではあるのだが、もし興味のある人はクリックして読んでみてね!

    私が Creative Pebble を選ばなかった理由

    箱鳴りを使った低音強調が苦手😭

    低音が気筒共鳴のような、特定の低い周波数帯で異様に音がでかくなる or 異様に音が小さくなる瞬間がある。このムラが嫌なのだ。(ベースのスライド音が突然消失したかのような聞え方)

    特に極低音側が出過ぎている気がする。Pebbleもパッシブラジエーター型なはずだが、実は私はこの気筒共鳴を思わせる低音の出方がとても嫌いなのだ。低音と低音以外のバランスが悪い&バランスを取りづらい。

    大和 司

    個人的には元アマチュア・ベーシストとして、どっちのスピーカーでベースラインを耳コピしたいか?と聞かれたら圧倒的にFUNLOGY Speaker一択だと思ったから。それだけベースラインの音域の音の輪郭がハッキリと聞こえたから。各自の好みの問題だが、私は割とベースラインの聞き取りを重視する。

    (だから過去に音楽を趣味にしていた頃にはアクティブ・サブウーハーを使っていた。パッシブなバスレフ構造に頼らないので極低な周波数でも安定した低音の音圧キープ&細かいバランス調整ができる点が重要だった。)

    上の2つの動画を見ても、Pebbleは一見すると低音が強調されているように聞こえるが、どうやら気筒共鳴成分が多いためか、周波数帯によって低音の音圧レベルがかなりばらついている。悪い意味で、極低音が前に出すぎていると感じる。結果、中音に対する極低音の音圧が高い?と言う感じ。

    大和 司

    例えて言えば、公道で自動車が爆音を鳴らしているやんちゃな人がいるが、そのときの低音の音漏れを想像して欲しい。やたらと低い音はドドンと漏れるが、周波数が変わるとあまり響いてこない、的な。

    また気筒共鳴成分は、エイジングでほとんど変化しない。気筒共鳴は物理的な構造で決まるので、振動そのものとは無関係なため。なので新品開封時で鳴っている気筒共鳴の成分は、エイジング後であっても基本的には「消えない」のだ。(若干のレベルは変化する程度)

    大和 司

    まぁパッシブラジエーターでも気筒共鳴を使っていることは違いないんだけれども、要はその共鳴のさせ方の特徴が両者で異なるってことね。

    それに対してFUNLOGY Speakerの低音の出方はマイルド。何よりもベースラインの、低音~低中音の輪郭が割とハッキリしている。この小ささの筐体サイズからはちょっと考えられないレベルで低音の音像がハッキリしている音圧は小さめだけどねw ボリュームを上げてお楽しみ下さい)。対してPebbleのベースラインは輪郭がぼんやりしている印象。これはパッシブラジエーターの実装の違いだと直感した。

    大和 司

    そして実際にFUNLOGY Speakerを買って聞いているが、私の好みにはFUNLOGY Speakerの低音が合っていた。ゴム製のラジエーターが効いていると思う、確証はないw

    Amazonの低音はほぼ皆無。なので低音の鳴りと中音とのバランスを考慮した結果、FUNLOGY Speakerになったのでした😍 

    あとはPebbleの正面が鏡面仕上げだったこともNG理由の大きな理由。チラツキは集中作業の敵💢

    大和 司

    個人的には元アマチュア・ベーシストとして、どっちのスピーカーでベースラインを耳コピしたいか?と聞かれたら圧倒的にFUNLOGY Speaker一択だと思ったから。それだけベースラインの音域の音の輪郭がハッキリと聞こえたから。各自の好みの問題だが、私は割とベースラインの聞き取りを重視する。

    やはり箱鳴りでの低音強調のようだ

    この動画のPebbleのコーンの振動の大きさと、微動だにしない球体筐体の関係からも、Pebbleのパッシブラジエーターの低音はほぼ間違いなく「気筒共鳴」による音だと思う。

    大和 司

    私には合わないタイプの低音だ……。😭 気筒共鳴の低音は「輪郭がぼやけている」「低音域の周波数遷移がギクシャクする=ベースのスライド音が途切れる」という特徴があり、まさにビンゴ。私には合わない。

    音が豊かになる=心が豊かになる

    これは私自身も驚いた。確かに過去には音楽を趣味にしてた時期があり、オーディオ関連には結構お金を使って環境を整えていた。だが時が移り変わり、それらを手放してだいぶ立つ。気が付けば安い内蔵スピーカーで済ます時期が続いた。主に設置場所の確保困難性。

    だが今回、たった1,590円の卓上スピーカーで、驚愕した。😱 私が普段聞いていた音楽は、こんなにも表現がリッチだったのか!と。スピーカーが変われば「聞こえる音」が変わる。音そのものは5年間と同じなのに、聞こえてくる情報量が圧倒的に違う。

    大和 司

    これが1つ2万円以上のスピーカーなら、もう圧倒的だろう。その経験が過去の自分はにあったのにも関わらず、人は「忘れて、慣れていく」生き物だと再認識した。

    音がリッチだと、心が豊かになる。不思議だ。

    ランニングコスト:電気代、1ヶ月で50~100円

    ChatGPTやGeminiにFUNLOGY Speakerの消費電力を予測させてみた。普通の小~中音量で毎日10時間使っても、せいぜい50~100円程度の電気代で済む。なのでほとんど気にしなくてい。PC利用中は電源ONで十分。小まめなON/OFF不要。(毎回音量のつまみを元の位置に戻すの、面倒だからね😅 )

    またホワイトノイズもほとんどないレベル。よほど耳をスピーカーに近づけないと聞き取れないレベル。日常使いには全く問題なし。

    なので電気代は気にせずOKで、本体価格も1,590円、音源は今まで変わらず、でも音が豊かになっている。心も豊かになっていく。

    もう買わない理由はないでしょ?😍 

    電源はUSBなのでモバイルバッテリーでも駆動可能。また3.5mmステレオミニプラグなので、TVやラジオ、古くなったスマホ端末などでも使用可能。

    一家に1台あっても困らず、友人や知人にプレゼントしても喜ばれる一品。

    イヤホンを控えて、スピーカー視聴へ

    大和 司

    もしnoteのフォロワーさんで、スピーカーのコーンの直径が4cmもない、極小コーンの内蔵スピーカーを使っている人や、消去法で仕方なくイヤホンでPCで動画を視聴したりゲームをしている人へ。

    イヤホンは控えたほうがいい。できるだけヘッドホンも控えよう。長時間の使用はどちらも厳禁。数十年後、難聴のリスクが高まります。最近だと若者の難聴が増えているとか。だって鼓膜まで数cmなところからダイレクト音圧だからね。突発性ではない難聴はほぼ回復しないからね。タダでさえ年を取れば聞こえづらくなるのに、若いうちからダメージを蓄積させたら将来が怖い。

    FUNLOGY Speakerに切り替えて、良質な音楽をイヤホン以外で体験してください。耳を守るためだけではなくて、良質な音楽体験のスタートです。

    もし音楽のリッチさに目覚めたら、次のステップアップとして、2万円クラス以上の、ちゃんとしたスピーカーやオーディオアンプへステップアップすることもできます。そうなってもFUNLOGY Speakerの使い所はたくさんありますし、友人知人や家族にプレゼントしても喜ばれることでしょう。スピーカーはエイジング済みのほうが新品よりも価値がある(コーンが経年劣化していない前提の場合のみ)。すぐにいい音が出せるからね。

    大和 司

    たったの1,590円だぜ?迷う金額じゃない。
    FUNLOGY Speaker、マジでオススメです😍

    FUNLOGYは謎の中華企業ではなくて、日本の企業です。日本の企業を応援しよう!

    最終結論:買って良かった!大満足

    2週間後のエイジングの結果、大満足です😍 ジャズが卓上スピーカーでもこんなに艶やかに聴けるとは思わなかった。今までの内蔵スピーカーでは聞こえなかった音が聞こえるようになった。たまたまなのだが、アニメ「葬送のフリーレン」をこのスピーカーで楽しむことができて良かった。民族音楽がリッチなので、いいスピーカーで視聴すると感動もひとしおだった。

    今回の創作活動は約2時間30分(累積 約4,406時間)
    (1,077回目のブログ更新)

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