
安くてコンパクトなスピーカー FUNLOGY Speaker を買ってエイジング中だが、なぜか時々「音割れ」する事象が発生?でもスピーカーのせいじゃないぞ?スピーカーのせいなら常時音割れじゃないとおかしい。ときどき音割れなので、こりゃ音源が原因だろう。過大入力による音割れだと予感した。

PCのサウンド設定をよく観察すると最大音量がMaxを越えて天井に張り付くシーンが続出。そりゃ音割れする。Windowsボタン>設定>サウンドを見てもスピーカーの音量インジケーターが右端いっぱいのMaxに達している!他にもOBS Studioのレコーダーで入力音のdB値を見ても、真っ赤😱 これはおかしいぞ!

YouTubeの有名配信者の声も時々音割れしている。これはあり得ない。彼ら/彼女らは配信のプロなので、室内録音でいつも通りの配信内容で音割れという初心者みたいな動画をアップロードするはずがない。
Windows Media Player, VLC Media Playerなどでも発生。
VLCについてはいつの間にかオーディオのイコライザがONになっていたのでOFFにしたら若干マシになったが、それでも全体的に入力音が大きすぎるぞ?
なのでどうやら自分のPC環境の設定がおかしいっぽいぞ。直感で言えば「何か無駄にゲインアップされている、またはノーマライズ用の可変ブーストが効いている」印象だ。
(約 3,000文字の記事です。)
原因、ASUSのサウンドドライバで謎のエフェクトがON
Windowsの検索ボタンから「Realtek Audio Console」と検索。
私のマザボの型番は言えないが、ASUSのGEMING TUFシリーズ。これはサウンドドライバーインストール時点で、謎のDTSエフェクトがONになっている。これが原因。


①無効にするをチェックONにする。すると突然に音量が結構下がる。やっぱりゲインアップされていたようだ。また音質も結構変わった。イコライザもかかっている。💢
だがこれからは不要だ。エフェクトでごまかす必要はない。
念のためもう一度①をONにすると音量が上がり、音質も変わる。イコライザ+コンプレッサがかかっている感じだ。



イコライザーをかけたままスピーカーの音質を評価するのは、壮大な間違いだw😭
とりあえず音が大きいうちに、②のLRスライダで音像が真ん中に来るように調整しよう。スピーカーの左右位置は左右に均等に配置し、このスライダで音が真ん中から聞こえるように調整する。ここはスピーカーのエイジングが進むにつれて微調整してもOKだ。自分の耳を信じてOK。
そしたら①をチェックONして、変なエフェクトをなしにする。これでようやくフラットの音がスピーカーに届くようになる。ボリュームつまみを上げよう。
エイジング中でも好みの音で聞きたい!
エイジングに2週間くらいかかるにしても、2週間も不満な音を聞いていたくない!というわけで、グラフィック・イコライザで音質を調整しよう。
と思ったが、Realtekの画面にそのような項目が見当たらない!?なぜ?Webを探すと「あるっぽい」みたいだが、私のにはないぞ?
そして色々調べてアレコレと試したが、Windowsのスピーカの項目にも「拡張タブ」は表示されず。また調べて出てきた情報では「RealtekのドライバをアンインストールしてWindowsの汎用ドライバを入れたらグライコが出てきたが、根本的に音質が悪くなった」という本末転倒な情報が!



なのでどうやら、マザボに搭載されているサウンド・チップの種類によってドライバで直接音質調整できるようなチップとそうでないチップがあるようだ。私のやつはドライバでは音質調整できないタイプっぽい😭
なのでしょうがないので第三者製のソフトで音質を調整するしかない。
んで色々調べた結果、あった。
Equalizer APO のダウンロード
インストールや設定についてはもうこちらが詳しすぎるのでご覧ください👍
私がハマった内容
Equalizer APOをインストールしてPC再起動。でも1つ不具合がどうしても直らなかったのでメモ。
- なぜか設定を「別名を付けて保存」すると、あらゆる項目が「効かない」
- なでかデフォルト設定の「config.txt」タブの場合のみ、リアルタイムでフィルター類が効く(謎🤔 すぎる)
- 各種フィルタを変更するとリアルタイムでconfg.txtに値が書き込まれるっぽい。心配ならCtrl + Sだが、忘れても問題なさそう。
- 要するに上書き保存以外できない。別名保存すらできない
- 恐らくは設定内容を別のtxtに個別にエクスポートすることでしか設定内容を保存できないっぽい(バグ?)
- まぁ、スピーカーのエイジングが終われば頻繁に調整する項目でもないので、それでいいや
- 最終的にエイジング完成後にイコライザの設定内容をデータなりスクショなりで保存すればいつでも手動で復元できるし
暫定の私のイコライザ設定


FUNLOGY Speakerはどうやら、中高音~高音域が弱いらしい。実際にエイジング中でもそう感じる。なのでエイジングも兼ねて「欲しい音」をイコライザで出してコーンをなじませる作戦。というか気持ちのいい音で聞いていたいから、必然的にそうなるw
- 15バンドイコライザで
- 10kHzを2.5dB UP
- 16kHzを5.0dB UP


それ以外には今のところ不満がないのでフラットのままで。



足りない部分だけを補う、出過ぎたところを減らすのがイコライザの本当の使い方なので。今回は高音域のみ補うスタイル。
ゲインも特に上げ下げ不要。なんかAnalysis panelでピークゲインが+5dBとなって赤色表示になっているが、特に音割れしている感じがないのでしばらくはゲイン調整なしのままで様子見。
DTSの謎エフェクトを切ったら、低音がいい音だった


FUNLOGY Speakerで音楽を聴いていて、なんか低音が弱いとか、高音域がこもっているなとか、謎の不自然な音の広がりがあるな?とずっと思っていたのだが、全部DTSエフェクトのせいだった。
このエフェクトをOFFにしたら自然な低音が出ていた。



といってもガツンとくるほどの音圧は出ないけど、このコンパクトさながらしっかりとした低音の存在に感動した😍 このコンパクトな筐体からこの低音が聞えるのか!と驚く。
あとはグライコで高音を持ち上げたら、スッキリ中高音域が抜けて聞こえるようになってきた😍 あとはコーンのエイジングを待って最終調整値を決めればいい。
だが卓上ミニスピーカーであっても、ちゃんと音が鳴るスピーカーに変えたら、エフェクトは過剰になる場合もある。そんな場合には迷わずOFF。もしサウンドドライバでイコライザが使えるならそれで、それができないならEqualizer APO で音質調整をしよう👍
これでコンパクトながらもリッチな音で動画視聴やゲームプレイを楽しめるぞ!
FUNLOGY Speakerのエイジング記録はこちら。


今回の創作活動は約2時間(累積 約4,409時間)
(1,078回目のブログ更新)
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