Blender 2.8のアウトライナー、コレクション、ビューレイヤーを分かりやすく言うと

(約 1,800文字の記事です。)

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ネット上には、結局それって何なの?をあっさり書いた記事が見当たらなかったので記事にしておきます。

目次

(追記)

2020/01/05
一部わかりにくいところに説明や画像を追記

公式動画を見れば分かる(英語)

いきなり結論。だが本質です、はい。

まずはこれは「アウトライナー」というものらしい

画像をご覧下さい。(目玉アイコンのOn/Offは無視して)

20200105072137.jpg

20191029032751.png

何かに似ている。そう、Windowsのエクスプローラーの左側の列にあるやつみたいね。
その理解であってます。要は全体像の構成の一覧表です。

コレクションって何?

20200105072434.jpg

要するにフォルダみたいな物なのだ。

最上位のシーンコレクションが親玉だ。(これは変えられないので無視。)

で、コレクションには具体的に何を入れて何を入れないべきか?

コレクションの左のチェックボックスのOn/Offで見た目もレンダリング結果にも表示・非表示が切替えられる。なので、コレクションとはずばり、可視性のOn/Offをするための箱(単位)です。

これが分かれば後は簡単。ご自身で、「これ、まとめてOn/Offしたいな」と思う単位で自由にコレクションを作って放り込めばいい。ドラッグ&ドロップで放り込めばOK。
コレクションの中にコレクションも作れる。つまりネスト化できます。

コレクションの作り方とか、ホットキーとかはGoogleで検索してください。画像右上のアイコンに+マークが付いているアイコンで作れます。

人によってはライトで部分部分を照らす切替え制御のためにコレクションとライトとを小分けにして使うらしいです。正直よく分からん。

別のBlenderファイルからのAppend, Linkもコレクション単位

それを知っておくと、後から別のファイルに持って行く予定のオブジェクトは1つのコレクションに入れておくと楽だよね。

ビューレイヤーって何?

20200105072800.jpg

早い話が、複数のコレクションを、毎回プチプチとチェックボックスをOn/Offするのがだるいから、そのチェックボックスのOn/Off状態を丸ごと記録して名前を付けたのがビューレイヤー。だからビューレイヤーは、コレクションのチェックボックスをまとめて一気に切替えるためのスイッチみたいな物だ。以上、終了。

だからコレクションが、1つか2つしかないなら出番がない。だが、コレクションが複数になった時、あの作業用レイヤーとか、この作業用レイヤーというようにレイヤーに名前を付けておけば、レイヤーを選択するだけで一気にコレクションのチェックボックス状態を一括切り替えできる。それだけ。

Blender 2.79系のレイヤーと、2.8でのレイヤーは機能が大きく違います。
2.79系の知識はもはや過去の遺物。知る必要はないです。

おまけ 分身の術「コレクションのリンク」

アウトライナー上でドラッグして、ボタンを離す前にCTRLキーを押すとコレクションのリンク(分身)を作れる。SHIFT+Mでもできるらしいが、多分忘れる。
分身なのでどっちかを操作すると連動する。なお、分身の解除は右クリックしてリンク切断。で、何に使うのは、正直よく分からない。分身させたくなったときに使うのだろう(笑)

以上、たったこれだけ。要するに可視性の制御を効率よく行うための仕組み、それがアウトライナー、コレクション、ビューレイヤー。たったそれだけだが、ネット上でこんなに簡単に説明してくれている日本語サイトがなかったので作りました。

もちろん、それ以上の細かい便利な使い方もあるのかも知れないが、私の今のところの知識・解釈なのでご了承下さい。
ネットの情報は法的書類じゃない。根拠や裏付けがほしければご自身で確かめて下さいね。

今回の創作活動は約1時間15分(累積 約1,316時間)
(475回目のブログ更新)

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