画力がないなら立体を作ればいい

「何を作る」より「どう作るか」を考えたい人

Blender 2.81のポリビルドを使った手動リトポのコツ

(約 2,200文字の記事です。)
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まだベータ版だが近日中に正式版の2.81が登場すると思うので備忘録として書きます。これでZbrushでトポロジを無視したハイポリメッシュで自由に造形し、Blenderで手動リトポで思い通りのトポロジでローポリメッシュを作れる。ローポリメッシュになってしまえば、後はZbrushに戻してディバイドと転写を繰り返せばミドルポリのメッシュも作れる。なのでローポリリトポが快適にできることはとても重要。

基本的な使い方

まずは基本的な使い方と注意点をこちらの動画で理解して下さい。英語ですが画面を見れば分かります。字幕をONにすれば機械翻訳の英文が見えます。これでだいたい理解できるはず。

当記事で詳細な説明はしません。動画で全部紹介されていますので。。。

https://youtu.be/U3sY3f6aKB8www.youtube.com

注意点1 面にスナップ、オプションにチェック

まずはマグネットアイコンをONにする。
そしてデフォルトでOFFになっている「個々の要素に投影」をONにすること。
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これは簡単に言うと、辺が投影先の面と平行するように吸着するためのオプションみたいで、これをONにすれば面(つまり4辺)も投影先の面と平行になるので都合がいい。これがOFFだと4辺の全てが必ずしも投影先の面と平行しないため、リトポ面が投影先の面に対して斜めになってリトポ面が浮きやすくなる。ポリビルド中のプチプチ作業では影響がほぼないが、その後の普通のBlender操作でリトポ面を動かす(2番目の動画参照)などした際に影響が出る。
なので素直にONにしていきましょう。

注意点2 近接した頂点を自動でマージする設定をONにする

デフォルトの閾値は0.001(千分の1)だが、これだと小さすぎる。手動リトポ時に頂点を重ねても自動で結合されない場合が多い。なので0.01(百分の1)に変更する。

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(大きくするほど吸着力が上がる。あとはご自身でお試し下さい。)

快適なリトポのために無料アドオン「Draw Xray」を入れる

こちらも動画をご覧下さい。DL先も概要欄にあります。
www.youtube.com

Draw XRayなしでも操作できますが、効率が悪いです。1つめの動画の「最前面」をONにするやり方だと、ハイポリ側の表面状態が、ローポリ側のポリゴンに隠れて見えなくなるので、ハイポリ側の表面状態を確認できなくなり、手動リトポすべき凹凸が隠れて見えないトラブルがある。それを避けるためのDraw XRayアドオン。これを入れると両方が透けて見えるので便利。

最前面をONの場合、頭部の凹凸が隠れて見えない
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アドオンDraw XRayの場合、半透明なのでよく見える上に、表面に飛び出すぎた部位が表示カラーで見えるので表面に吸着されていない操作ミスの頂点がすぐに分かるのもよい。(ところどころ見えるのは正常。)
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その他のTips

この状態でFキーを連打すると次々と面が貼られる。これはポリビルドの機能ではなくて、普通のBlenderの機能。これを駆使すれば効率的かも。

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コの字の端の辺または2頂点を選択してFキーを連打!
これを駆使すれば1行飛ばして手動リトポすればいいので手間が半分になる。これだけでもZbrushでの手動リトポの2倍速ということになる。

ポリビルドモードのままで行うなら選択モードを頂点から辺に変えて辺をクリックしてからFキーを押すこと。
あるいはポリビルドモードからボックス選択に変更してから辺または2頂点を選んでもOK。ポリビルドでSHIFT+頂点クリックすると頂点が削除される。

最後に

これで事実上、ZbrushとBlenderを駆使すればローポリとハイポリの往復ができるようになった。ディビジョンレベル維持のままの往復と違って、どちらもいつでも自由に変更可能だ。変えた部分だけリトポすればいい。これはかなりの自由だ。また造形時にトポロジを考える必要もなくなったため、マシンスペックの許す限りハイポリで自由に造形できる。

とはいえ、数百万ポリゴンではBlenderは重くて動かないだろう。(私の過去の経験では、私のショボいPCスペックでは200万ポリゴンが実用の限界だった気がするがもはや思い出せない(笑)
もちろんそのときにはBlenderに移す際にデシメーションマスターなどをかけてBlenderが動く程度のポリゴン数まで落とす必要はあるけれど。
(デシメーションについては各自学習して下さい。)


今回の創作活動は約2時間30分(累積 約1,230時間)
(433回目のブログ更新)