画力がないなら立体を作ればいい

3DCGでワンシーンメイキング(オリジナル小説の挿絵作り)

Zbrushのトランスポーズマスターをかける前に必ず確認すべき事(「Vertex count mismatch」の回避)

(約 2,000文字の記事です。)
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トランスポーズマスターで結合する前に、どこかのサブツールに1つでも「非表示メッシュ」がある場合には、なんと、最後の最後にエラーを吐いてしまい、元に戻せなくなるという悲劇が待ち構えている。それを事前に回避するための方法をご紹介。
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トランスポーズマスターで「結合する」分には問題が無い

だからすんなりいきそうな気がする。結合完了時のスクショ。
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ここから全体的に回転させる作業をします。

作業後の悲劇

あとは元に戻せば終了。の予定が、元通りにばらそうとして「TPose|SubT」ボタンを押すと、こんなエラーが。
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そしてこうなった。
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もちろん元に戻せない。全ての作業がやり直しである。全滅。

原因は「一部のサブツールに非表示メッシュがあったこと」

あごひもを非表示にしたままになっていたみたい。
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これはトランスポーズマスターの仕様であり、トランスポーズマスター前に非表示部分がないように気を付けてね、という旨の記述が公式リファレンスにも書かれている。(画像はGoogle翻訳後のスクショ)
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Transpose Master | ZBrush Docs

やり直しの際に、非表示をDel Hiddenしてから再度トランスポーズマスターを利用してみたら上手く分解された。

(重要)トランスポーズマスターをかける前に全サブツールを検査する必要がある

え?何十個もあるサブツールを全て確認するのかって?だいぶきつい。そこでオススメの手段がこちら。

リセットマスク&全表示&両面解除ツール

Zbrushのサブツール操作プラグイン「YT Subtool Helper」 - YAMATO Tools - BOOTH

リセットマスク&全表示&両面解除ツール

Zbrush2019フォルダ完全対応済み。
1つのツール内の全てのサブツールについて、
1. マスクを解除、
2. 部分非表示を解除して全表示化、
3. Doubleボタン(両面表示ボタン)を全てOFF化
します。
Zbrush2019の閉じたフォルダ内のサブツールも全てリセットします。マスクが残っているとサブツールをまとめてギズモ移動の時に引っかかるし、両面ボタンはSubTool MasterでまとめてONにできるけどOFFにはできなかったのでこれを作りました。トランスポーズマスター前に使うと効果的。
Zbrush2019で閉じたフォルダ内のサブツールを1つずつマスク解除するのはとても大変ですがこれならワンクリック。

なお、Back To the Centerプラグインではトランスポーズマスター利用時にもし非表示箇所があれば点滅アニメーション表示させる機能もありますので、Back To the Centerプラグインのほうもご検討頂ければ幸いです。便利プラグインですから、寄付金額の価値はあると思いますよ。

こちらの記事から抜粋した画像です。


Zbrush用プラグイン「Back To the Center」(斜め配置したパーツを最短ワンクリックで左右対称編集) - - BOOTH

結論 トランスポーズマスターをかける前には全てのサブツールに非表示化所がないか確認

これがとっても重要です。


今回の創作活動は約30分(累積 約940時間)
(328回目のブログ更新)