画力がないなら立体を作ればいい

3DCGでワンシーンメイキング(オリジナル小説の挿絵作り)

8方向のスクショをまとめて一気に保存するツールの改良こぼれ話

(約 2,100文字の記事です。)
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8方向のスクショをまとめて一気に保存するツールを改良中。上手くいくかと思いきや、壁にぶつかり意外と難航中。最終的には仕様により使い方に制限が出る予定。残念ながら何ともならない。
8方向のスクショをまとめて一気に保存するツール(正確に45度回転のスクショが撮れる) - YAMATO Tools - BOOTH

パースありの自動8枚ショットでたまに「見切れる」

ZbrushのズームはZscript制御では常にワールド軸の原点についての拡縮である。なので、ワールド軸の原点からずれた位置にあるメッシュにズームインアウトすると、それはズーム率だけではなくて、カメラそのものの位置(XYZ座標)も変わっていることになる。マウスのホイール操作であればそれらがリアルタイムで更新されるみたいだが、Zscriptではそうはいかない。なので、画面から見切れるオブジェクトをちょっと画面中央に寄せてズーム率を変える、ってのができない。これは苦しい仕様です。

というわけで色々工夫して何とかパースありでもそのちょっとしたズームアウトを実装したのだが、オブジェクトの形状が極端だったり、またオブジェクトそのものが小さい(例、ソルジャーのリュックや長靴程度)場合には上手くパース用の余白が付加されない。つまり、8ショットプレビュー段階で何枚か見切れるショットが発生する。

今回は駄文に付き画像無し。それを作る余裕がないです。

キャラクターなどある程度の大きさなら「ほぼ大丈夫」

苦しいのが「ほぼ」なのだ。余白の設定値やオブジェクトの形状によってはどうやっても見切れるショットが出てくる。もはや工夫の限界。無理です。

手動で回転角度を入れてもらって手動で1ショットを作るボタン

最終的にこれを実装するしか無い。どうしても見切れた1ショットのために何時間もかけて8ショットが完璧な設定値を探るなんてばかげている。ミスした1ショットの角度をスライダに入力させてその角度をドキュメントに表示させて平行移動で画面に収まるようにしたりズーム率を変えて、そのスクショ1枚をミスしたスクショに上書き保存すればいいだけだ。

その機能のためのボタン3つを新たに実装する予定。苦し紛れだが仕方が無い。美学から遠いが、Zbrushの仕様と工夫の限界を超えたのならば、泥臭い実装しかないのである。

本当は他人の無償公開プラグインとZbrush純正機能で何とかなるのでその手段を公開してお終い、ってのが一番楽なのだが、せっかくなので当プラグインのみで完結させてみたい。

実はコスト的には大赤字

ご利用ユーザー様数に対して開発コストがかかりすぎている。なので大赤字路線である(笑)そして今のところ自分がその利便性に預かる可能性がほぼ無い。今回の一件で、今後のプラグイン開発の路線を再検討せざるを得ない。あくまでも自分のツールを作って世に公開するという路線をベースとし、自分が使わないのに人のために作るってのはあまり自分にとってのメリットがない。商売に近くなっているので、嫌々やる仕事に近い。

最も問題なのは、機能追加や拡張時に、それをどこまですべきかが際限ないことだ。ユーザー様の意見は無限に広がるし、それを全て実装できるとも限らない。試行錯誤のコストもかかる。そもそも自分が欲していない機能なので、どうでもいい、とも言える。乱暴だが。ではそこまでして開発するメリットが自分にあるのか?という点に辿り着く。時間的ロスを金銭以外で回収できるのか?これが「人のためにツールを作ることの問題点」だと気付いた。

今後の開発方針

初心に戻るべきだと思った。8スクショツールを完成させたら、一度、自分が自分のために作ったツール群のメンテと、それらを使った作品作りに戻りたい。BTCは特に強力なツールではあるが、最終更新からだいぶ経ってしまった。メンテすべき点はあるだろう。そういう温故知新を大切にしたい。

Zbrush用プラグイン「Back To the Center」(斜め配置したパーツを最短ワンクリックで左右対称編集) - - BOOTH

なので、誰かのためにツールを作るってのは、いったんは8スクショツールを最後にしばらく封印したいと思っています。そもそもやりたいことをやれないんじゃ、活動する意味がないので。

さらっと書いたけど重要な記事だったりします。
今回の創作活動は約30分(累積 約872時間)
(273回目のブログ更新)