UE4のサンプルデータのダウンロード方法(2019年版)

(約 2,500文字の記事です。)
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Unreal Engine 4のサンプルデータはどこにあるの?公式ドキュメントは豊富なのにそのプロジェクトファイルはどこにあるの?どこからDLするの?
DLしたのに全然画面の説明のようなオブジェクトが出てこないんだけど?ネットで探し回ってもそんな情報を提供してくれている丁寧なサイトがなかったので書きます。古い情報や中途半端な情報ばかりだったので。

目次

DL先は公式サイト上にない

これは想定外。ではどこにあるの?答えはここ、Epic Games Launcher。

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そう、エピックゲームズランチャーのラーニングタブのページからDLする事になります。公式ドキュメントにはそれがはっきりとは書かれていない。

学習リソースプロジェクトはすべて、Epic Games Launcher の [Learn] タブから利用することができます。

もっとはっきり書いてよ!
Epic Games Launcher 起動画面のラーニングタブのサイトからダウンロードできます!って書いてよ。
WebブラウザからはDLできませんって書いてよ!普通の人はブラウザで探すよ!

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Google先生と公式ドキュメントとを何往復したか分からない。そして「サンプルを触ってみるのがおすすめ」と書いてある多くのサイトでも詳細な手順が書いてなかった。生殺しである。書くならきちんと書いて欲しい。画像なしでもいいから文章だけでもいいので。

どれがどれだかさっぱりわからない

さて、ようやく「どこからファイルをDLすればいいのか」が分かったが、これもわかりにくい。一体どのコンテンツが何のサンプルなのかがよく分からない。が、ドキュメントの項目名とサンプルファイルとは内容が同期しているようなのでドキュメントを見て欲しいものをDLするしかない。わかりにくい。

筆者はとりあえず「機能別サンプル」をDLした。これだけでも2.9GBもある。重い。

UE4はDLするものがとにかく重い

基本的にGB単位である。ごく稀に1GB未満の場合もあるがそれは例外。

サンプルはDL直後の初期コンパイルに時間がかかる

これもDLしたからと言ってすぐに触れるわけではない。5~10分くらい待たされる。動くには動くが見た目が正常ではない。素直に待つしかない。
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最初はこれが5,000とかあったりしたから目眩がした。でもこのくらいなら待てる。

画面の中身がドキュメントと違う

これにも大分手こずった。なぜならばドキュメントにあるような様々な展示物などなく、たったの6つだけ。
コンテンツ サンプルの使い方 | Unreal Engine Documentation

だがたったの6つしかない。

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どういうこと?でもファイルが2.9GBもあってオブジェクトが6つってことはないだろう。YouTubeなどで探してみた結果、ようやく分かりました。

https://www.youtube.com/watch?v=xI0oZTT-ReI

ファイル>レベルを開く(またはコンテンツブラウザ内のMapsフォルダを開く)

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YouTubeの動画を見て初めて知った。が、よく画面内の後ろのオブジェクトの英文を読むと、確かにFiles> Open levelというような内容が書いてある。こういう重要なことはコンテンツ内に置くだけでなくて、ドキュメント内でも文章としてきちんと書いて欲しかった。
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ようやく沢山のサンプルファイルに到達。画像を見ればサムネイルの大きさも調整できることが分かるだろう。

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と思いきや、各レベルでもこれまた初期のコンパイルが始まる。なんとも出鼻がくじかれる。

画面内の緑のクエスチョンマーク

これもクリックしても何も起こらない。おかしい、と思ってこれまた英文を注意深く読むと、「詳細タブのドキュメントを開くをクリックすると公式ドキュメントページにジャンプするよ」と書いてある。画面右側の詳細タブをよく観察すると単なるテキストのURL入力欄に確かにリンク先がある。だがそこはクリックしても何も起こらないから混乱した。よく観察してみると、上の方にプッシュ可能なボタンがあった。実に紛らわしい。そこをクリックすると公式ドキュメントサイトにジャンプする。

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ようやく膨大なドキュメントを試せるぞ!

ここまで来てようやくUE4のドキュメントを触れる。理解できる。UE4は日本語マニュアルが充実しているので公式ドキュメントとサンプルをいじるだけで相当勉強できる。どうりで本が少ないわけだ。UE4の進化が早いのと、ドキュメントが丁寧だからなかなか本にしても売れないだろうね。

長かったってばよ!

今回の創作活動は約1時間30分(累積 約773時間)
(203回目のブログ更新)

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