Zbrushのトランスポーズマスターでエラー「Vertex count mismatch」の対処方法

(約 1,200文字の記事です。)
20190127070728.png

Back To the Center Pluginを使って「チェンジザワールド軸」モードを使うためには、トランスポーズマスターを使う必要がある。だが、その肝心のトランスポーズマスターがエラーを吐いてしまうことがある。今回は筆者がハマったその例と解決方法をご紹介。

あわせて読みたい
Zbrush用プラグイン「Back To the Center」(斜め配置したパーツを最短ワンクリックで左右対称編集) - YAM... 2021/07/12 BTC Ver.2.6.0を公開。 1. ボタンUIのバグ修正。Doneボタンの表示状態の異常を修正。 2. Undo Miss Click ボタンの追加。BTC Again, Relocationボタンの押し間...
目次

トランスポーズマスターで「結合する」分には問題が無い

だからすんなりいきそうな気がする。結合完了時のスクショ。
20190127060617.png

ここから全体的に回転させる作業をします。

作業後の悲劇

あとは元に戻せば終了。の予定が、元通りにばらそうとして「TPose|SubT」ボタンを押すと、こんなエラーが。
20190127070728.png

そしてこうなった。
20190127063142.png

で、Google先生に聞いてみると、Zbrush Central (英語本家)にヒットし、そこで「公式リファレンスを見よ」というような書き込みがあった。
さっそく調べてみると、こんな感じの内容があった。
20190127063341.png

Transpose Master | ZBrush Docs

確かに当該サブツールの一部が「非表示のまま」だったのでエラーになった

あごひもを非表示にしたままになっていたみたい。
20190127063426.png

なので、非表示をDel Hiddenしてから再度トランスポーズマスターで結合&解凍したら上手くいった。

トランスポーズマスターをかける前に全サブツールを検査する必要がある

これは今後の課題だな。トランスポーズマスターに依存する「チェンジザワールド軸」をすんなり実現させるためにはその仕組みが重要だ。
今後のBTCPの改良案件に組み込むことにしよう。
幸い、筆者は、全サブツールのマスクを解除するようなスクリプトを既に開発しているので、それと同様に全てのサブツールを全表示化させる処理を実装することは可能だ。
あとはどれくらい寄付が集まるかで考えることにします。この辺はシビアにします(笑)善意はどれだけ真実なのか?

2019/07/21 気まぐれに追記
Back To the Center Ver.2.5系では既にトランスポーズマスター直前に事前に自動で全ての可視サブツールをチェックする機能が実装されているので安心です。

あわせて読みたい
BTCプラグインVer.2.4の使い方(応用編) (約 5,800文字の記事です。) Zbrush用プラグイン「Back To the Center, BTC」もVer.2.4までの進化でとても使いやすくなりました。なので、ここで一度BTCの使い方をま...

今回の創作活動は約15分(累積 約736時間)
(164回目のブログ更新)

ご支援のお願い

筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(Amazon様の商品を宣伝することで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下の商品名や画像アイコンをクリックしてからAmazon様で何かお買物をして頂ければそのご購入総額の1~2%が私に寄付されます。クリック後に別の商品のご購入でもOKです!誰が何を買ったかは私に通知されませんのでご安心下さい😊

また当サイトは楽天アフィリエイト、バリューコマース Yahoo!ショッピング アフィリエイト、および第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス)を利用しています。

ZBrushフィギュア制作の教科書

ZBrushフィギュア制作の教科書

  • 作者:榊 馨
  • 発売日: 2016/04/26
  • メディア: Kindle版

【他の関連記事を絞り込む場合】
下の カテゴリ名 タグ名 をクリックして下さい

目次