3DCGで何をどう作るか考え中

ZbrushとBlenderの使い方、ヒント、コツなど。たまにZbrushプラグイン開発も。

WordPressのポテンシャルを考える(情報共有、有料記事販売手段)

(約 5,600文字の記事です。)

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ここまででWordPressのインストールやバックアップ&復元など、WordPressを運用するための管理体制を整えた。今日からWordPressのコンテンツの中身作りに入った。そして気がついたWordPressのポテンシャルの高さ。色んなことがやれると分かったので、それを生かした今後の可能性について夢を膨らましてみようと思う。

対象読者はWordPressに興味がある人、WordPress初心者。

ちなみに無料テーマであるLightningをいじっています。そしてブログサイトではなくて企業サイト、ウェブサイトを前提として話しています。

WordPressでサイトを作る動機

私はZbrushのプラグインをたくさん開発してきたが、数が増えすぎて管理できなくなった(笑)そして販促のための手段がブログでは不足だとも思っていた。ブログ記事へのリンク集のようなウェブサイトが必要だ。全てのプラグインを俯瞰で眺めてグループ分けし、それぞれのグループにアクセスできるような階層構造+ページが必要なのだ。だからウェブサイトを作ろうと思った。

ブログ+SNSではダメだったのだ。

ウェブサイトでも簡易的にブログ機能が必要な理由(お知らせ通知と投稿)

例えば更新情報やちょっとしたお知らせなど、こういう機能は投稿機能を使えば管理しやすい。日記ではないのでブログではないが、使いたい機能は一緒だ。だからブログとして使うのではなく、時系列で使い捨てる情報を積み重ねる(スタックする)ために投稿機能を使えば、便利だ。

例えば、3つのZbrushプラグインA, B, Cをほぼ同時期に開発したりメンテしたとしよう。今までのブログのやり方だと、仕上がり順に日記にし、ブログの管理ページに入って手動でお知らせ小窓の中身をテキストで手打ちしていた。これが地味に面倒臭い。

ところがWordPressのウェブサイトに投稿ページを作ってそこに投稿していき、投稿記事にカテゴリをA~Cに分けておけば、プラグインA~Cの各ページの上の方に「更新情報」として小窓を設置し、しぼり込みのカテゴリをそれぞれA~Cにセットしておけば、なんと、更新情報に時系列順に投稿していくだけで、プラグインA~Cでそれぞれ独立して最新の更新情報を見ることができる。

ホームページには時系列でA~Cが入り乱れた日々の更新情報が並ぶ。だがプラグインAのページではAに関する更新履歴だけが表示される。B, Cに付いても同様だ。スッキリしている。

このブログ機能はマネタイズとか集客とかいう「いわゆる稼ぐためのブログ」ではなく、本質的に「時系列で蓄積する情報を効率的に活用する」ための機能として役に立つ。まさにデータベース的発想。

WordPressでこういことができなければ、私はNotionを使ってNotionでプラグインA~Cの更新情報を表示させるページをリンクさせようと思っていた。だがどうやらWordPressのみでシンプルかつスマートに実装できそうだ。

自分用の「過去の開発履歴とメンテ状況」を把握したい

正直、集客とか販促とか以前に、私がもう過去のZbrushプラグイン開発状況を把握できなくなっている(笑)まるで散らかった部屋の中にいるような状態。最近開発したものや使っているものはよく覚えているが、部屋の隅に忘れ去られたグッズのように、作りっぱなしのプラグインも多々ある。そしてそれらはBOOTHにあるはずだが、それも散り散りになっていてどこにどうやって辿り着けばいいかすら、分からない。そのブログ記事を探し出すのもGoogle先生に聞いてみないと分からないし、聞き方を間違えるとなかなか検索に出てこない。

そこでウェブサイトで階層的に過去のZbrushプラグインを整理整頓したいわけ。そしてプラグインごとに更新状況やお知らせ窓をカテゴリ条件で絞ったものを仕込んでおき、投稿は1つの投稿先に時系列で投稿していけばいいようにする。そうすれば、何月何日が最終更新か(最終メンテ日か)が分かるので、自分にとっても都合がいい。

気が向いたときにサイトを眺めてみて、「あ、このプラグインは最終メンテからもう○ヶ月も放置していた。」など分かれば、空き時間にメンテしようか、などともなる。

ブログシステム+カテゴリのしぼり込みで色々管理できそう

別に更新情報に限らない。別の投稿ページに「既知のバグ、将来的に追加したい機能」などに絞ったブログを作り、それらもプラグインごとにカテゴリで絞り込んで各ページに設置すれば、俯瞰で全体を眺めることができる。そしてそれらを投稿する窓口(投稿先)は1つに絞られているので、深く考えずにそこに記事を投稿しておけばいい。その後、自分でウェブサイトを見て、手をつけられそうな所から直せばいい。

自分で投稿とウェブサイトを管理しながらも、自分でウェブサイトをを眺めるスタイル

そしてメンテナンス履歴もまたブログ形式で書いておけば、後から自分や他人が見ても、変更履歴を追えるので便利。そして詳細な内容はブログサイトに書いて集客する。なのでウェブサイトのブログ機能では目次も入らないくらい端的な、Twitterなみの簡素さで書く。重要なのはいつ、何をしたかという2つの情報だけなので。詳細はブログに書いてそのURLを貼ればおしまいだ。だからウェブサイト用のLightningに目次を与えるプラグインは導入するつもりがない。

こうして考えると、ブログ+データベース=WordPressなんだな。となると最強だ。

WordPressを使いこなせばNotionは要らない?

今のWordPressの標準はブロックエディタ。で、触ってみた感想は、Notionみたいだな、と。ブロックエディタなので、

  1. どこに要素を置くか
  2. どの要素を選ぶか

の2つでワンセットの作業になる。Notionの強みはデータベース機能であり、その見た目を何種類かに瞬時に切替えられることだ。

ブロックエディタは従来のWordのようなレガシーなテキスト作成ツールとは違い、マウスメインでインタラクティブに操作する。マークダウン記法などと対極にある。ブログなどのテキスト執筆ならば手をキーボードから離さないことが効率化につながるが、ウェブサイトのような見た目重視の作品を仕上げる場合は、マウス操作でインタラクティブにリアルタイムで仕上げていく方が効率的だ。いわゆるWYSIWYGだ。

私の今の感想だと、Lightningテーマ+VKプラグインで無料版の機能であっても、Notionのシンプルな機能では実現できない優れた表現がたくさんできると感じた。だから例えば、非公開で保存する前提として自分専用のコンテンツをWordPressで作れば、自分にとっても分かりやすいし、必要ならばいくつかのページを公開状態にすれば、URLを教えれば誰でもアクセスできる。

こう考えると、Notionは「万人向けにWordPressを簡素化したシステム」とも言える気がする。ただ、WordPressの方が拡張性がはるかに高い。PHPとMySQLとの組み合わせなので、プログラミングを勉強すれば色んなことができる。Notionで感じた不満も解消できる。

情報の「管理+階層化+公開」=WordPressが最適かも

この記事を書きながらそう感じた。何かを長期的に管理し、その結果をページごとに分けたりカテゴリ分けしてページ自体を分離させ(階層化)、それらのページを公開するならば、WordPressという手段が一番最適ではないか?と思った。万人に公開せずともチームで、という場合もチームメンバーをWordPressのユーザー登録すれば非公開情報にもメンバーはアクセスできる。情報公開の制御ができる。各自の管理や進捗状況も、上記のブログ機能を使えば、1箇所に情報を放り込めばあとはカテゴリわけされたページに反映される。管理のためにはネットさえあればメンバーは誰でもどこからでも更新できるし、公開情報は誰でも見られる。

WordPressはインストールさえ終わってしまえば、誰でも使える。それこそNotionを使えるレベルの知識量で誰でも簡単に使える。誰か一人が管理者となってシステムを保守すれば、あとはメンバーは使うことだけならば誰でもできる。そうなれば、WordPressを社内の情報共有システムにできる。そもそもWordPressはCMS、コンテンツマネジメントシステムなわけだから、社内情報の共有にも使えるのだ。またメンバーを管理者とし、管理者以外には閲覧時にパスワード保護するプラグインもあるので、ウェブ上に公開しても問題はない。

(もちろん企業秘密のコア技術をWordPress上に置くのは危険だと思うので、そういうセキュリティーレベルを考慮した上で取捨選択して共有状態にする必要はあるだろうが)

あまり重要じゃないけど社外に公開できないような情報ならば、パスワード保護+WordPressで運用できるだろう。

とまぁ、WordPressの可能性を感じた。

だいぶ脱線したが、私の場合はまずはZbrushプラグイン開発とメンテと情報公開にWordPressで作成したウェブサイトを使ってみよう!と思ったわけ。単なるWebサイトによる情報発信じゃなくて、自分も含めて当プラグインに関わる人全てにとって分かりやすく整理しやすく伝わりやすい実用主義のウェブサイトにしたいと思っている。だからデザイン性や見栄えよりも、運用性、メンテナンス性の高さが大切。その点で言うとLightningは確かにオススメされるほどの高性能テーマだと思った。

内容が分かりやすく、伝わりやすければ、お問い合わせが減るはずだ。お問い合わせへの対応コストは馬鹿にならない。全部一人でやる身としては本当に大変。なのでよくある質問などもウェブサイトに載せれば、ユーザーとしても安心だろう。そしてVKプラグインにはそういう便利機能も無料版にある。

ウェブサイト作りは本の執筆に近い?

本もまた、ブログのように最初のページから最後のページに向かう時系列だ。その途中に章や段落がある。階層分けだ。目次を見て、ページ数を確認し、パラパラとページをめくって目的のページに辿り着く。

でもこれってさ、サイトマップという目次ページ、リンククリックでページが切り替わるサーチ&アクセスと、同じじゃん?紙をめくる代わりにマウスでクリックだ。

だが本と違って修正が簡単。章や段落の構成も柔軟に変更可能。要するに加筆修正のしやすさが違う。紙という物理媒体に縛られないからだ。サイトマップも動的に変化する。長期的なメンテナンス性の良さ。

後は執筆コストが低い。紙媒体でもないし、出版社からのピンハネもない。在庫も不要で、強いて言えばレンタルサーバ代とドメイン代くらいか。書籍代に変えて「ここから先はパスワード保護」のパスワードを販売すればいい。本の執筆でもウェブページ内の記事の執筆も、本質的にやることは一緒。本のほうがレイアウトの知識が必要な分だけ不利か。紙媒体特有の制限も多い。ページの切り替わりも意識しなければならない。解像度も気にしなければ。そもそも本のページ数制限などもある、主に印刷の関係で。

有料記事の配信プラットフォームにもなる?

で、これまたこの記事を書きながら考えた。あれ?パスワード保護できるならば、パスワードをBOOTHで売れば、実質、noteでの有料記事と変わらなくね?と。noteでの有料記事は15~25%がnoteに持って行かれる(クレカ決済か電話キャリア決済かで変わる)。対してBOOTHはせいぜい6%引かれるだけだ。

さすがにWordPressでECサイトを作る気はない。セキュリティの関係で不安すぎる。作る側も不安ならば、利用する側はもっと不安だ。そこで集金・入金システムとしてBOOTHを利用する。コンテンツ自体はWordPress内の記事で事足りる。オマケにメルマガのシステムをレンタルサーバ側で利用できるならば、記事の更新通知も使える。うん、noteのサービスを利用しなくても更新通知をユーザーにプッシュ通知できる。

また前述のように、マガジンごとにページ上部に更新通知の窓を設置すれば、いつどの記事が、どんな風に改訂されたかの履歴も追える。これは今のnoteではできない。だがWordPressならばできる。

色んなコンテンツを集約できるかも

何だか夢が膨らむ。WordPressとレンタルサーバ、実は色んなことができるんじゃないか?そう思えてきた。





今回の創作活動は約1時間30分(累積 約2,621時間)
(765回目のブログ更新)

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