(約 4,200文字の記事です。)
今まで色々とタスク管理ツールやプロジェクト管理ツールを模索していたが、ようやく使えそうなワークフローを構築できた気がする。近日中にTickTickとマンモスプロジェクトを使った具体的なタスク管理方法についての記事を書ける予定。
- (Toodledoは使いにくかった)
- TickTickは繰り返しタスクにつよい
- TickTickの復活
- ウェブブラウザから簡単にタスク登録できる
- 3DCG関連はNotionに情報収集
- タスク管理のワークフローができた
簡単に紹介すると、
- ゴミ出しなどの単発系リピートタスクはTickTick(無料版で十分)
- 思いついたタスクの入力先もTickTick(のInbox)
- プロジェクトに属するタスクはマンモスプロジェクト
- プロジェクトの修正と日程調整もマンモスプロジェクト
- アイディアの書き出しはルーズリーフと紙
- 思考の整理はマインドマップソフト
タスク管理ツールをTickTickとマンモスプロジェクトツールの二刀流で行くことにした。両者ではタスクの性質が全く異なるため、別々に管理したほうが楽だと分かったのだ。
(Toodledoは使いにくかった)
かなり以前に私はToodledoを使って繰り返しタスクを管理していた。Toodledoのいいところは「ある期限を越えたタスクは自動的に次回のリピート時点に期限が変更される自動機能」があったことだったのだ。普通のタスク管理ソフトだと赤文字で期限超過になったままチェックOFFのタスクがリストに残り続けるが、Toodledoではそれを避けるオプションがあった。
だがToodledoはインターフェースが最悪でとっても使いにくかった。なのであるときに使うことを止めてからぱったり使っていない。
TickTickは繰り返しタスクにつよい
TickTickは、代わりにリピートタスクはほぼToodledoと同等だったのでよかった。そして最初はメインのタスク管理ツールとしてToodledoから乗り換えて使い始めたが、プロジェクト管理系にはどうにも使いにくかった。結局、メインのプロジェクト管理には使いにくかったので、TickTickも自然と放置されていた。
TickTickの復活
今回、シンプルなタスクの繰り返し処理をさせるために、単体タスク専用のタスク管理ツールとしてTickTickを復活させることにした。今日改めてTickTickを真っ新に戻してから色々といじってみたが、TickTickもここ2年でとても進化していた。動作が安定したというか、普通のことが普通に使えるように、使いやすくなっていた。
マニュアルなんか読まなくても、ウェブベースのアプリなのに「右クリック」で何とかなるのが素晴らしい。
また肝心の繰り返し機能についても今日一通りチェックしたが、問題なく使える感じだ。
今回は変則的なゴミ出しのタスクをリピート設定してみた。毎週火曜日、金曜日の可燃ゴミの日、毎月第1水曜日、第3水曜日の不燃ゴミの日、毎月第1月曜日の段ボールゴミなど、そういうリピートタスクを設定。
そしてリマインダもゴミの日の前日に通知させる設定もできた。
(例えば粗大ゴミの収集日の当日1時間前に通知されても役に立たないでしょ?通知機能としては最低でも前日の夜くらいには通知してもらわないと、現実的にゴミ出しの準備ができないわけです。)
もちろんタスク内の日付=ゴミ出しの日付はカレンダー通りだが、iPhoneやPCのウェブブラウザには「その前日」にリマインダーが通知される。これが重要。幸いTickTick無料版でも1タスクにつき2つまでリマインダをセットできるので前日と当日の2つで十分だろう。
また無料版でも9つのリストと、各リストに99個までタスクを登録できるので、大抵の繰り返しタスクの場合には十分収まる。しかも1つのタスクにサブタスクも(無料版では19個まで)セットできるので、足りなくなることはなさそう。
TickTickの無料版と有料版の違いはこちら。
なので無料版TickTickがタスクで一杯になる前にInboxからタスクを取り出して(あるいは処理して)、タスクが溜まったままになることを避け続けばいいだけだ。
ウェブブラウザから簡単にタスク登録できる
TickTickはGoogle Chrome拡張アドオンを入れることでブラウザから簡単にInboxに登録できる。
TickTickでWebサイトの情報を効率よく管理する - 3DCGで何をどう作るか考え中
いまでは若干仕様が変わって、ページタイトルにリンク付きがデフォルトになっている。TickTick上で2回タイトルをクリックすると2回目でリンク先がブラウザで開く仕様。
だから、ブックマークして定期的に見るほどでもない情報だが、今すぐに処理出来そうもない情報の場合、TickTickに送っておいて、後から計画的に取り組むという使い方ができる。それまではInboxに入れておいて忘れる。今やるべきことに復帰して作業を続けることができる。
3DCG関連はNotionに情報収集
私の場合、3DCG関連に関しては同じような使い方でブラウザからNotionアドオン経由でNotionの3DCG専用データベース(DB)に登録するようにしている。
Notionは最高の情報保存ツールだ「収集・要約・重要度分け・抽出」が便利 - 3DCGで何をどう作るか考え中
DBなので後からNotion上で条件検索で過去の情報を抽出できるから便利。TickTickではこれができない。TickTickはそういう意味ではレガシーなスタック型のタスク管理アプリでしかない。だが1タスク1項目の情報収集先(GTDにおけるInbox)としてはかなり使いやすい。
タスク管理のワークフローができた
アイディアやメモ書きはルーズリーフとシャーペン。日次レビューでTickTickやNotion、マンモスプロジェクトに追加。
TickTickはこんな感じ。
- ルーチンタスクのチェックリスト
- 後から取り組む予定のタスクの収集場所
- 日次レビュー、週次レビューなどでタスクを割り振る
Notionには3DCGなど、特定の分野のDBに情報収集。あとから条件検索で複雑なしぼり込みができることが強み。
マンモスプロジェクトでは、
- プロジェクト全体のワークフローの構築
- 依存関係の設定
- 期限管理、マイルストーン管理
- TickTickから割り振られた新規タスクの追加
- プロジェクト変更や見直し、期限の修正
これでメモ書きスタートから情報収集、タスク化、プロジェクトへの組み込み、プロジェクトの柔軟な修正ができる。特にプロジェクトの修正がマンモスプロジェクトツールによって劇的に楽になったから、これでようやくタスクのワークフローが完成した。
【まとめ】人生では常に複数のプロジェクトあり
あとは人生の色んなプロジェクト、必ず複数が並列して走るプロジェクトがたくさんあるわけで、特にプライベートと仕事は確実に複数プロジェクトになるわけで。その中でも公私ともに「あ、あれを忘れた!」ということがないように堅実にタスクを処理するためには、こういう仕組み作りが絶対に必要だ。
そのワークフローがようやく完成した。
多分、私の中ではこれが1つのタスク管理の完成型だと感じた。Ver.1.0的な(笑)
何だか凄くスッキリした。頭の中がクリアになった感じだ。アイディア出しから実行可能なプロジェクト化までの流れがスムーズだ。そしていつでも自由にプロジェクトを修正できるし、その上で実現可能なプロジェクトに修正(リスケジュール)できるという実感がある。そうなるといつでも柔軟に変更できるという心の余裕が生まれる。
心の余裕が生まれれば、頭が回る。色んなアイディアが出てくる。人生が楽しくなる。
また近日中にタスク管理に関する記事を書く予定。今日はここまで。
今回の創作活動は約2時間30分(累積 約2,834時間)
(823回目のブログ更新)
筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
以下のリンクを経由してAmazonでお買物をするとその購入額の1~3%ほどのお小遣いが私に寄付されます(笑)以下のリンクを経由して頂ければ紹介商品以外のご購入でもOKですよ~。