3DCGで何をどう作るか考え中

ZbrushとBlenderの使い方、ヒント、コツなど。たまにZbrushプラグイン開発も。

GoBアドオンのバグ修正済みベータ版 Ver.3.3.6 公開

(約 2,900文字の記事です。)

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その後色々とKromar氏とやりとりをして、GoBアドオンの安定版Ver.3.2.5版のバグ(1つ飛ばしの同一ポリグループが結合されるバグ)が直ったことをVer.3.3.6ベータ版で確認した。他にもGitHubで提案したいくつかのバグ修正案が実装されていた。(前回の記事はこちら。)

安定版はもう少し先

ポリグループ結合のバグだけを直したベータ版はこちら。

face map import is not working if the mesh contains a triangle · Issue #95 · JoseConseco/GoB · GitHub

安定版Ver.3.2.5とベータ版Ver.3.3.6の違い

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Ver.3.3.6ベータ版でできるようになったこと

  1. ポリグループが正しく保持される(バグの修正)
  2. Zbrush⇔Blenderを何往復しても頂点グループ及びFace Mapsのエントリが無限増大しない(バグの修正)
  3. Blender上でZbrushのポリグループを編集できる(新機能)

なんですぐに安定版が出ないの?

Kromar氏曰く、まだBlenderへのインポート関連に直したいバグがあるから、そちらも直したら大きな進化バージョンとして安定版をリリースする予定とのこと。

私としては、メッシュの形状とポリグループが正しく維持されることが分かれば、他の細かい事については関心がないので、その辺の細かなバグについては事情を知らないし検証予定もないのでKromar氏の裁量に任せることにする。

とりあえずVer.3.3.6では以下の問題が発生しないので、初期段階のかなり粗いローポリモデリング時点でZbrushとBlenderとをGoBで往復させる予定があるならば、Ver.3.3.6を入れた方がいい。

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ベータ版という位置づけだが、私の環境でもKromar氏の環境でも大きな問題が起こっていない。

DLはこちらから。

GitHub - kromar/blender_GoB at b3_3_6

インストールの参考情報など。(近日中に古いGoBを新しいものに変更する手順の記事を書く予定。)

Zbrush とBlenderにGoBを正しくインストールする方法 - 3DCGで何をどう作るか考え中




私はしばらくはVer.3.3.6を使うつもりだ。
また、GoBアシストツールを使うとZbrush側でも快適なサブツール操作を実現できるので合わせて検討して欲しい。私はGoBアシストツールを作ってよかったと思っているし、これで2クリックでどんなサブツールもBlenderとの往復ができるようになる。まずは純正GoBアドオンを試した後に、当プラグインも検討して欲しい。

ZbrushとBlenderを連携&リグ変形もできるZbrush用プラグイン「GoBアシストツール」 - YAMATO - BOOTH

これでかなりZbrushとBlenderとの親和性が高まった

トポロジ操作は完全にBlenderで操作できる。ポリグループ問題も解決できたので、ほとんどのトポロジ操作はGoBアシストツールを経由して2クリックでBlenderに送って快適操作ができる。ジオメトリの調整はどうやってもZModelerよりもBlenderのほうが快適なのだ。「ほとんど」と書いたのは、リトポに関してはZRemesherにもいいところがあるからだ。(もちろんBlenderのQuad Remesherにもいいところがある。結局は使い分ければいいだけの話。)

トポロジ操作とは、具体的には頂点、辺、面の位置・角度・大きさ・数を変更する操作のことを指している。一塊の要素ならばZModelerでも操作できるが、位置的に飛び飛びの要素、しかも要素の種類が異なる場合だとZModelerだと極めて手数が増える。対してBlenderならば簡単に複数選択できるし、各種操作も簡単。Blenderで数秒でできる作業がZModelerで30秒以上かかるような操作もあるのだ。
だったら使い分けて時間効率を追求すればいいだけの話でしょ?と思うのである。
今は1つのソフトだけを使って3DCG作業をする時代ではないと思っている。しかもBlenderは無料だ(笑)

私としては、トポロジ操作は2クリックでGoBアシストツール経由でBlenderでサクッと編集し、Zbrushではスカルプトに集中したい。

ZbrushとBlenderを連携&リグ変形もできるZbrush用プラグイン「GoBアシストツール」 - YAMATO - BOOTH

またポリグループはスカルプトを効率化するためのマスク作成機能や、ブラシや移動の影響を制限するための「領域制限機能」として活用したい。なのでGoBアドオンでBlenderとの往復でそれが壊れる事は致命的なバグだったので、修正に全面的に協力した。採算度外視である(笑)


今回の創作活動は約45分(累積 約1,683時間)
(580回目のブログ更新)

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