ZbrushとBlenderとは連携する時代になる(GoBアシストツールVer.2.1系が完成型)

(約 2,600文字の記事です。)

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久々の日記です。タイトルの通り、もうZbrushとBlenderとは連携しています。どちらか一方だけを使うよりも両者を使い分ける時代になりました。

目次

GoBアシストツールVer.2.1系リリース

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これでGoBアドオンはGoZ機能の全てを使うことができるようになりました。サブツールの単復に関わらず、ZbrushからBlenderだろうが、逆にBlenderからZbrushだろうが、PCを再起動させようが、いつでも両者をリンクさせられます。

文字通り、ZbrushとBlenderはリンクしました。
Zbrushの苦手なトポロジ操作は1クリックでBlenderに送ってBlenderの得意な編集モードで微調整すればいい。
またZbrushが苦手なベースメッシュ作成(基礎となる形状のメッシュ作成、例えばZスフィアとか)も、わざわざ使いにくいZbrush純正機能を使わずに、直感的に使える「BlenderでEキーを使ってエッジや面をどんどん押し出して作る手法」が使える。そしてある程度形になったらクローズドメッシュ(水密メッシュ)化してからZbrushに戻せばいい。そうなればスカルプトでも対処が楽だ。

テーマは「可逆性」

Zbrushはデジタルツール(ソフトウェア)を使った「アナログ作業」なのです。アナログ作業だから、効率化に限界がある。そりゃ多少はコピペやUndoなどのデジタル的側面は使えるが、スカルプト作業自体については、バックアップファイルから先は「全てやり直し」というアナログ的側面が強い。

Zbrushはデジタルツールを使ったアナログ作業。これを肝に銘じて欲しい。
アナログ作業の効率化はかなり難しい。

それに対してBlenderのモディファイアは「常に可逆」だ。適用ボタンを押さない限り、いつでも何度でもパラメータを変えてテストができる。ここに一つのヒントがある。

そしてZbrushとBlenderとを連携させれば、Zbrushでは不可能だった部分にBlenderで「可逆性」を与えることができるのだ。いつでも何度でも自由に変更しては眺めて結果について検討できる。ここにZbrushとBlenderとを連携させる真の目的がある。

だからこそ私はGoBアシストツールの完全性にこだわった。そして今日(厳密には昨日)、それが完成した。1つのサブツールも、複数のサブツールも、ZbrushとBlenderとがリンクした。

もう、何の気兼ねもなくワンクリックで両者を往復できる。Zbrushで苦手な操作がBlenderで得意ならばBlenderに送って操作すればいい。逆にBlenderが苦手なスカルプトならばZbrushで操作すればいい。もう、Zbrush=Blenderなのだ。

Zbrush+Blenderが1つのツール

そうなった。少なくともGoBアシストツールを使えば、何も考えずに素直に両者が連携する。

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もちろんGoBアシストツールは純正GoBアドオンを経由しているので、まずはそちらを試してみるのがいいだろう。そしてその限界を感じたならば当プラグインを検討して欲しい。ツールとしての完全性(Integrity)にこだわって磨き上げられたのが当ツールです。結構頑張りました。

作者が「使うためのツールとして」仕上げ&磨き上げたツールです

私はGoBアシストツールを「使うためのツール」として仕上げた。だから自分にとって完璧に信頼できるツールでなければならないし、使いやすいツールでなければならない。だから、色んな部分にこだわって開発した。使い勝手、インターフェース。そして「人に使わせる以上あり得ないような操作に対するエラー処理」。そしてエラー処理はエンジンの8倍ほどのコード量になる。8割がエラー処理、これがまともなソフトウェアの姿だと思っている。(自分で使うなら2割のエンジン部分だけあれば正常動作する。)

そして今、GoZ機能の全てがGoBアシストツールで実装された。完璧だろう。これ以上機能拡張はできない。いったんはVer.2.1系がGoBアシストツールの完成型、ということにした。後は私も使いながらマイナーバグがあれば修正することでしょう。

恐らくは、これがしばらくのGoBアシストツール安定版となりそうです。そういう予感があります。
あとは私が実際に道具として使うだけです。

ZbrushとBlenderとの可能性を感じたならば、是非ともGoBアシストツールをご検討ください。

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