(約 4,700文字の記事です。)
今回は自分の誤操作によって引き起こされた無用なトラブルに自分が突っ込んでいったという悲しいお話。幸い、これを書いている時点で完全に復旧できましたが、いくつかの不幸が重なって復旧が遅れました。個人的には色んな意味で痛い経験でした。
単なる日記です。分かりやすさと言うよりも小説に近い、時系列での恐怖体験です。暇なら読んでw
- きっかけはロリポップからのお得メール
- DNSサーバをムームーDNSからロリポップへ変更
- 夜にアクセスしてみたらURLが再び旧はてなブログのそれに戻っていた
- ロリポップサーバーの設定をおかしくしちゃった?
- 数分後にはてなブログの独自ドメイン復活!
- 結局色んなセットアップをやり直して復旧させた
- 結論:ネットワーク、サーバ、DNS設定は飲んだら触るな。触るなら飲むな。
- 教訓:予測ができる明日=日常っては、とっても尊い
きっかけはロリポップからのお得メール
で、これをみて、ふと、レンタルサーバ月額100円をさらにけちれるか?と思って何気なくロリポップにログインしたところ、たまたまこんな警告が目にとまった。
ん?でもhttps, httpのどちらからでも正しくhttpsに転送されているぞ?ということを確認した。
そこで無視して祝杯中でまったり過ごしておけばいいものを、妙に神経質になってしまい、気になって「よくある質問」を開いたわけだ。
ここからが恐怖の始まりだった。
DNSサーバをムームーDNSからロリポップへ変更
これが全ての元凶。色んな設定が書き換わる。その結果、https://www.yamato-tsukasa.com が正常に表示されなくなった(泣)だいぶ夜も更けて酔いが回った頃の恐怖。青くなった。
AmazonアソシエイトもGoogleアドセンスも、全て上記URLに紐付いている。そこにアクセスできなくなり、はてなブログは旧URLにアクセスされることで見た目上は表示されるが、収益関連は止まる。青くなるわなぁ。
少しでも、いや、少しだからこそ、楽しみの領域でもあったわけで。
DNSサーバをロリポップからムームーに戻す
とりあえず戻そう。というわけで、戻した。ここで第一の罠があった。ロリポップサーバ上でDNSサーバを変更した際に、再度、ムームーIDとムームーパスワードを入力することで正しく切り替わるらしいのだが、このとき、Chromeがポップアップ表示した保存済みIDとパスワードは、実は正しくなかったのだ!これは酔った頭ではさすがに気付かなかった。なので認証は後回しにして作業を進めた。
……、そしてこれが今回の事件の最大の要因だったことを、今、これを書きながらひしひしと感じている。認証していなかったためにDNSとリダイレクトとがリンクしなかった模様。
で、再びムームードメインに戻る。DNS設定など戻しても一度設定された利用サービスは手動で「なし」にしないといけないことに気付く。ネット上での「はてなブログ用独自ドメイン設定手順」に従って元に戻す。
で、酔った頭で色々いじくり、その瞬間は正常になったように見えた。確かにしばらくの間は正常なURLで表示されていたことを確認し、眠りについた。
夜にアクセスしてみたらURLが再び旧はてなブログのそれに戻っていた
日中に色々やることがあり、落ち着いた夜にブログを見てみると、再び旧はてなブログのURLで表示されていた。再び青くなる2nd. アドセンス類の数字が全く変化しないわけだw
だが酔ってはいない頭で必死に考える。
色んな意味で頭痛はするけれどw
とにかくはてなブログが独自ドメインに転送していないようなのでそこの確認から。
まず、はてなブログ上から独自ドメインがエラーになる。チェックをクリックすると成功するが画面をリロードすると必ずエラーから始まる。どうやらはてなブログからは独自ドメインの設定がNGとなっているようだ。
とりあえず、設定をまっさらにして最初からやり直そう。2年前の自分に戻ろう。記憶と情報をたぐり寄せて、独自ドメインの設定からやり直す。
だがしかし!いろいろ設定してみてもはてなブログは独自ドメインに転送してくれない。そうとなれば怪しい部分は1つ。
ロリポップサーバーの設定をおかしくしちゃった?
何せ酔っていたので今はあまり憶えていない。酔っ払ってNW設定をいじっていけないと猛烈に反省した瞬間。
こちらも初期化してやり直そう。正直びびる。色んな物がぶっ飛ぶのではないか?と。戻せなくなるのでは?と。
なので、色んなスクショやテキストのコピーなどを取り、次のステップでやり直しが予想されるファイルなどをDL保存。そしてビビリながらも一度独自ドメイン設定を削除。
ムームーIDとムームーパスワードを正しくコピペし直し
自前のパスワード管理ツールからムームーIDとムームーパスワードを正しくコピペし直したところ、問題なくDNSサービスへ認証できた。
なので結論としてはChromeのポップアップ自動パスワード機能が誤作動していたわけだ。これは見抜けない!酔っていたら特に。これは憶えておきたい罠。おかしいと思ったら自分のメモなどのID・パスワード情報の方が正しいに決まっている。システムを過信した後に訪れる罠。う~む、怖い。
そしてこれがビンゴだろう。DNSサービスとドメイン転送とがリンクしたと、後から、正常復帰後にそう感じた。(そうかどうかは知らないが。)
数分後にはてなブログの独自ドメイン復活!
ここら辺で吉兆が出始めた。まずははてなブログが独自ドメインで表示されるようになった。設定画面をリロードしても常に「独自ドメインが有効」として表示されるようになった。独自ドメイン化は復旧したと判断した。
次はGoogleアドセンス用に「http://yamato-tsukasa.com」からwwwありの「http://www.yamato-tsukasa.com」に転送させる設定だ。ここはGoogleアドセンス審査NG時代に結構いじったので割と記憶にあるのだが、念のため当時参考にした記事にしたがって手順通りに復帰させる。
【グーグルアドセンス必須】ムームードメインでwwwなしをwwwありへ転送する方法 - ハチコが歩くはじめての渋谷
SSL設定の待ち時間
ここがもどかしかった。403で表示される。だがこの作業をする前には正常に独自ドメインで表示されていたので、これはサーバの設定待ちと言うことでおとなしく待つ。そしてようやく設定完了の文字が。だが403のまま。???ここで焦り始める。
で、たまたま昨日試行錯誤してうまくいったやりかたで、サブドメインの公開(アップロード)フォルダの指定文字列(入力欄)を空にしてみたところ、即座に転送されるように。
だが、昨日はそこで安心して寝て起きたらNGになっていたわけで、ここで安心はできない。そもそもどのマニュアルサイトでもサブドメインのその場所を空にせよ、という指示がない。なので、これはちょっとおかしいかも知れない。と思い、元の文字列に戻してみた。
すると、今度は何事もなく表示された。なので、単なる待ち時間だっただけ、という可能性もある。実際、ロリポップサーバではサブドメインが使えるようになるまで1時間程度かかる、とのヘルプ記事があったので、単なる待ち時間だったのかも知れない。逆に言うと、昨日の元凶は下手にサブドメインの公開(アップロード)フォルダの指定文字列(入力欄)を空にしたことなのかも知れない。
なので、ここまででうまくいったことが元凶になったことが多発していて、正直よく分からない。さらにこれは酔った頭では切り分け不能(笑)ただ間違いないのは、元々の操作をした情報源にないことはやっちゃいけないこと、ということは明らかだろう。因果関係を考えれば。
(追記)
やはりサブドメインの公開(アップロード)フォルダの指定文字列(入力欄)が空でないと数時間後に不具合が出る。そして空にして数分後には復活する。
なのでとりあえず空にして運用してみることにした。この辺は何か事情がありそうだが、よく分からない。
結局色んなセットアップをやり直して復旧させた
つまり、はてなブログの独自ドメイン化の作業と、Googleアドセンス用にwwwなしをありに転送させる設定をやり直したことで復旧させた。合計で12時間は吹き飛んだ。そしてアドセンスのお小遣いも吹き飛んだ(笑)(その間、URLがアドセンス非登録のはてな無料ブログのURLで表示されていたわけだから。)ま、雀の涙程度ではあるが、小銭程度であっても、もらえたと思うものが無しになると分かると何だか心にぽっかりと穴が空いた気分だ。
人とは何とも脆弱な生き物だ。
結論:ネットワーク、サーバ、DNS設定は飲んだら触るな。触るなら飲むな。
という標語とともに駄文の日記はこれにて終了です。本当はブラックフライデーでAmazonなどでお買い得品を眺めようと思っていたのだが、タイムセールは過ぎた物も多かろう……。ぐすん。
教訓:予測ができる明日=日常っては、とっても尊い
日常が、日常通りってのは、こんなにも尊い事なのね……。何だか身にしみた。家族が交通事故にあってからのこの自爆から、さらにそう感じた。
平和な日常、いつも通りの時間。いつも通りのお小遣いのありがたさ(笑)
各種の収益が昨日以前のレベルに戻ってくれることを祈りつつ、今日はお休みなさいです~。
今回の創作活動は約8時間30分(累積 約2,005時間)
(646回目のブログ更新)
筆者はAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。(AmazonアソシエイトとはAmazon.co.jpの商品を宣伝し所定の条件を満たすことで紹介料をAmazon様から頂けるという大変ありがたい仕組みのこと。)
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- 作者:株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 渡邉結衣、佐藤新太、藤原和典
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