3DCGで何をどう作るか考え中

ZbrushとBlenderの使い方、ヒント、コツなど。たまにZbrushプラグイン開発も。

アナログのノート+鉛筆で日記を付けるメリット

(約 4,600文字の記事です。)

デジタルのタスク管理ツールやプロジェクト管理ツールは山ほどある。NotionやTickTickなど。でも敢えて私はノート+鉛筆で日記を付けることにした。

対象読者は「デジタルツールで上手く管理できない」と感じている人。

このページでカタカナでノートと書いた場合にはアナログの「紙の集合体からなるノートブック」の意味であり、Webサービスのnoteではないことにご注意下さい。

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デジタルツールの弱点

私はNotionもTickTickも使っている。

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だがデジタルツールの決定的な弱点がいくつかある。いいところもたくさんあるのだが、一通り触った感想としては「何か息苦しい」のだ。何かが足りない。便利なんだけれども、一歩枠からはみ出ると途端に不便で使いにくい。そう、自由が足りない気がするのだ。

パラパラと俯瞰で大量に眺められない

紙媒体だとパラパラとめくって速読できる。過去の記憶を辿りつつ、とあるキーワードをパラパラと探すこともできる。

デジタルではこれができない。あるいはページ読込のディレイがある。もちろんデジタルではキーワード検索などを使ってサーチできるが、それだけなのだ。サーチ結果が完璧すぎるのだ。

だから表計算などは逆にデジタルが最高だし、確定申告のための仕訳なども専用ソフトがいい。ぶれないのがデジタルの強みだ。決まった物をきちんと出力できる

……、だがそれだけなのだ。揺らぎの無さが逆につまらない。

ところが紙媒体をペラペラとめくりながらサーチしていると、思わぬ別のキーワードが「新たな発想のヒント」になったりするのだ。

目に飛び込んできて、何だか気になるのでそこで手が止まる、という経験は誰しもあるはずだ。

偶発性、何かの発見、予期せぬ(過去の自分との)出会い等々、デジタルのような完璧さと対極にありつつ、インスピレーションの源が転がっているのだ。「あのときはこんなことをしていたのか」などなど、全然関係ない何かから導かれる新たなインスピレーション。これはデジタルツールでは起こりえない。無駄が無駄じゃないってことの根拠でもある。

ソフトに仕組みがないと何もできない

まぁ、ソフトウェアなので当たり前だが、ソフトにそんな機能が実装されていなければ、使えない。

だが紙と鉛筆はどうか?自由だ。文字を書こうが絵を描こうが。鉛筆のモノクロでもいいし、カラーペンを使ってもいい。フリクションペンならば消すこともできる。

とにかく自由だ。マス目を描けば表になるし、罫線に沿って文字を書けばメモにもなる。円グラフだったり図形だったり。自由だ。鉛筆書きならば消しゴムでほぼ無にできる。

罫線の入れ方をツールごとに学ぶ必要もない。縦線と横線を描けばおしまい。秒で終わる。

ノートの好きな所に好きに書いていい。自分が分かればそれでいい。昨日と同じレイアウトである必要もない。The フリーダム。

バッテリー切れもない。解像度もほぼ無限(目の解像度に依存する)。領域はノートの大きさで固定だが、手荒に扱っても壊れない(笑)鞄にスッと入るB5の大きさ。

スマホカメラで即デジタル化(バックアップ)

出来上がったものをスマホのカメラで撮影しておけばデジタルでバックアップできる。区切りが付くごとに撮影し、その写真を管理すればデジタルのうま味も使える。万が一ノートが紛失しても撮影時点まではバックアップがあるし、バックアップが要らなくなったら写真をまとめて削除すればそれで何の問題もない。

iPhoneのiCloudは無料プランで5GBまでだが、私はAmazonプライム会員なのでAmazon photoに無制限でバックアップできる。

iPhoneに専用アプリを入れればバックグラウンドで勝手にAmazonサーバにバックアップ転送してくれる。

なのでとりあえず何でも撮影しておいて、Amazonフォトに自動バックアップさせつつ、iCloudが一杯になりそうなタイミングで要らない物をiPhoneから一斉に削除すればいい。

iPhoneから消えてもAmazonフォトにフルバックアップがあるから、一手間かければレスキューできる安心感。

電卓の練習と「今日の数字の見える化」

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簿記の電卓選びはオススメ記事よりも「まずは家電量販店に行け」 - 3DCGで何をどう作るか考え中

簿記3級 受ける受ける詐欺を継続中だが、せっかく買った電卓も日々の日記の中で活用すればいい。左手タッチタイプの練習にもなる。暗算もいいが、脳のチカラはなるべくインスピレーションや生産性のある活動に使いたい。単なる計算で疲れさせるにはもったいない器官だと思うので。そして別に試験中じゃないのだから、電卓使えばいいじゃん。同様にエクセルを使ってはいけないルールもない。

だが目の前には「計算すべき数字と電卓」がある。エクセルに打ち込む手間よりも電卓を叩く手間の方が遥かに少ない。昨日の数字+今日の数字=日記にメモすべき結論。これの繰り返しだけで「今日の暫定値」が目に見える形になる。毎回エクセルファイルを開いて何かを操作して、など不要だ。

そしてノートをめくれば日付当時の数字の暫定値が見える。これが重要だと思ったのだ。常に最新の結論が日記にある

今日を把握する」上でこれはとても重要なのではないか。

【結論】自由、数字の把握、アナログフィーリング

というわけでなんとも当たり前な結論だが、デジタルツールを駆使すると必ず感じる息苦しさ、これがノート+鉛筆にはない。もちろんデータベースのしぼり込みや自動の集計機能もないが、その代わり、自由だ。見開き1ページを使おうが、その後数ページに渡って1つのテーマについて書こうが、自由だ。文字も絵もグラフも表も、レイアウトも、好きにしていい。

集計機能はないが電卓の結果をメモできる。集計当時の結果を刻々と記録できる。

板タブや液タブ+スタイラスペンと違って、100%指に伝わる感触。筆圧で変わる表現。消耗品も大した金額じゃない。

デジタル全盛の今だからこそ、大切な物はアナログで「も」管理してみた方がいいかもしれない。アナログで表現してみた方がいいかもしれない。そのバックアップをデジタルで行えば何の問題もない。

デジタルツールは「手段、道具」でしかない

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鉛筆で絵が描けるなら板タブだろうが液タブだろうが、描ける。

だが逆はあり得ない。CLIP STUDIO PAINTが絵を作ってくれるわけではないのだ。ZbrushやBlenderが原型を作ってくれるわけじゃない。

成果物はクリエーターが作り上げるものだ。効率の違いはあるにせよ、それは仕上がることが前提の話であって、仕上げられないならば効率も何もありゃしない。要するに仕上げられる実力があるのか否か。

そしてツールが成果物を仕上げることなどあり得ないわけで。人が操作して仕上げるわけで。

デジタルオンリーの人は、いつか機会を作ってアナログの基礎を学ぶべきかも知れない。クリエイトの基本は手を動かすことであり、手から伝わる情報がクリエイティビティを刺激することは十分有り得る。モニター越しの作品完成も素晴らしいことだが、もし手で触れられるものを作っているならば、手で仕上げてみるのも新たなインスピレーションをもたらすかも知れない。

とまぁ、デジタルのクリエイトに応用して話したが、今回は、自分の日記、タスク管理(の一部)、「今日現在の何かしらの暫定値」を知るのには、紙と鉛筆+電卓がよさそうだ、と感じたわけです。

私の場合は、今日の自分の記録を付けている実感が欲しかった。これがデジタルツールではどうも希薄で、やった感じがしない。もちろんリストになって一覧表示されれば確かに分かるのだが、実感として感じないのはとても虚しい。だから多少の無駄を許容しつつ、デジタルとアナログとを使い分けながら「今日をメモした実感」を得るためにアナログなノート+鉛筆で記録を付けてみようと思ったわけです。

何か気付きや発見があったらこのページに追記するかも。





今回の創作活動は約1時間15分(累積 約2,566時間)
(756回目のブログ更新)

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