(約 1,800文字の記事です。)
Retopoflowが3.1.0になって色々と便利に使えるようになった反面、新機能に付随するバグも明らかになったのでここにメモしておく。
対象読者はRetopoflow 3.1.0ユーザーです。
以下の項目は全て開発者に報告済み。(一部は既に開発者からのバグ認定がされているので次回アプデで修正予定も含む)
- 【仕様変更】Shift + ドラッグ選択
- 非表示メッシュにもTweak, Relaxがかかる
- Strokesツールで最短経路が選択されない
- 最短経路の選択状態が異なる
- 【結論】マイナーバグはあるが機能的に超絶進化
なお、将来的に直る予定なのであまりこの記事にエネルギーをかけない(笑)読めば分かる内容には画像を付けません。ご了承下さい。
【仕様変更】Shift + ドラッグ選択
以前はShift + ドラッグ選択でこのように一筆書きで選択出来たが、Ver.3.1.0からは「マウス操作を誤ったときに変な面が選択されないように」という理由で新規アルゴリズムで選択されるようになった。なので上記の赤矢印のように、複数に分けてShift キーを押しながら追加選択する必要がある。
要するにShiftキーお塩の選択方法が仕様変更された。むしろ使いやすくなったかも知れない。
これ以外は新機能の追加のみです。詳細はこちらをご覧下さい。
Retopoflow Ver.3.1.0での変更点|大和 司 2nd|note
以下、既知のバグです。
非表示メッシュにもTweak, Relaxがかかる
オプションでは非表示メッシュは操作対象外にできる設定があるのだが、無視されてしまうバグ。これは次回アプデで直すとの返答を得ている。
Strokesツールで最短経路が選択されない
Shift + Alt + ダブルクリックで最短経路が選択されるはずが、なぜかストロークツールでのみ発動しない。他のツールでは正常動作。バグ報告済み。
最短経路の選択状態が異なる
最短経路の選択状態は、Ver.3.1.0からの新実装なのでバグかも知れない。Shift + Alt + ダブルクリックの場合と、Shift + ドラッグの場合とで経路が異なる。アルゴリズムの齟齬(そご)かも知れない。バグ報告済み。
とはいえ、直線的な選択では全く問題がない(笑)なので単なる指摘に留まる。ただ、統一された挙動の方が使いやすいことは間違いない。
【結論】マイナーバグはあるが機能的に超絶進化
マイナーバグを補って余りある進化です。なので個人的にはマイナーバグが直るまで様子見するよりも、ガンガン使ったほうがいいと思います。
それを推すだけの機能の進化と便利な使い方はこちら。
リトポフローの使い方(1~2時間ですぐに実戦投入)|大和 司 2nd|note
今回の創作活動は約1時間30分(累積 約2,314時間)
(705回目のブログ更新)
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