3DCGで何をどう作るか考え中

ZbrushとBlenderの使い方、ヒント、コツなど。たまにZbrushプラグイン開発も。

Blenderの有料アドオン「Asset Management」がオススメ

(約 3,800文字の記事です。)
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Blenderマーケットが春の25%OFFセール中だったので、多くのクリエーターがオススメしている有料アドオンの中から、アセットの管理ツールを1つ買ってみた。BlenderとZbrushとを使う身としてはようやく便利に使えるアセット管理ツールが手に入った。

今回は文字多めでスクショがほぼないので見た目がつまらない(笑)だがそこに過剰な演出をする余裕がなくなったので。目で見て分かる部分は公式動画を見た方がいい。そこに言いたいことが全てあるので。

Asset Management

Asset Management - Blender Market

この存在は知らず、たまたまこの期間中にお得なアドオンがあれば欲しいなと思って情報収集していて、クリエーターからのアドオンのオススメ動画や記事などを読んでいて知ったアドオン。

で、確かにある時期以降から、ZbrushやBlenderで作ったメッシュやマテリアルの管理が手に負えなくなってきていることに気が付いたので、導入してみようと思ったわけです。

2,3クリックで色々呼び出して適用できる!

使ってみたら快適だった。これで過去に自分が作った資産(アセット)を効率よく管理しながらBlenderで簡単に呼び出して流用できる。

Asset Managementで管理できる内容は4つ。各項目は全て保存と登録と再編集が可能。

  1. Blenderの単体オブジェクトの配置や入れ替え(メッシュ、マテリアル、ボーンなど全部)、複数箇所に一斉に配置・入れ替えも可能
  2. Blendファイルのワンクリック切り替え
  3. マテリアルの保存と呼び出し
  4. HDRIファイルの保存と呼び出し

これら4種類を2,3クリックで、現在のBlenderに読み込ませたり切り替えたりできる。
詳細については公式動画を眺めるといい。尺が長めだしフランス語訛りの英語なのでちょっと聞き取りづらい点もあるが、動画を見れば「何ができるのか」をすぐに理解できる。


Asset Management for Blender 2 8 - Installation and configuration

オブジェクトの差し替え

例えば複数選択して、一気に別の1種類の別オブジェクトに一発入れ替え可能。BlenderマーケットのGIFではイスの種類を入れ替えている。
他にも、編集モードで1つの面を指定した状態でオブジェクトをその面の上にぴったりフィットした状態で挿入できる。複数の選択面のそれぞれに単体アセットを複数挿入可能。これもBlenderマーケットのGIF動画の通り。

ただし、軽微なバグがあったり、Blenderマーケットの説明では2.79系のGIF動画だが2.8では挙動やUIが変わっていたりと、もう少し2.8系への説明が欲しい。ここら辺の手抜きが惜しい。

シーンの切り替え

.blendを丸ごと切り替える。これもワンクリックでパッと切り替わる。Windowsのエクスプローラー上で見るよりも早いし、何よりもワンクリックで読み込めるのでトータルでかなり早い。目で見た検索もクリック後の読み込みもパッとできるのはちょっとした感動モノである。

マテリアルの登録と切り替え

これが、Blenderをちょっといじると悩ましい問題だった。オリジナルのマテリアル、どこに保存すればいいの?どうやって新たなメッシュに適用させればいいの?とずっと思っていた。だがこれで解決。管理方法も後述するフォルダ構成で分ければマテリアル名だけに依存せずに沢山のマテリアルを分かりやすく管理できる。

(このアドオンではフォルダ構成のことを「コレクション」と呼ぶらしい。Blenderの純正機能のコレクションとは無関係)

HDRIの登録と切り替え

これもバリエーションが増えると、どこに置いたの?あのスタジオのHDRI画像は?ってことになりがち。でもこれも上記と同様の方法で管理できるので楽。

フォルダ分け

これはWindowsのエクスプローラーの管理と同じだと思えばいい。フォルダをどんどん作って小分けにできる。その好きな階層のフォルダにオブジェクト(アセット)・シーン(.blendファイル)・マテリアル・HDRI画像を配置すればいい。あとはこのアドオンがインターフェースを提供しているだけなのだ。

からくりとしては、このアドオン経由でHDD上にフォルダを作り、各種のデータを含んだ.blendファイルが作成され、内部データベースに登録され、それをこのアドオンが呼び出すという仕組み。なので実体としては全て.blendファイル1つずつで個別管理されている。だがこのアドオンは見た目にこだわっているようで、マテリアルやオブジェクトなどを自動的に見栄えよくズームインした状態で分かりやすいサムネイルを作ってくれるので、エクスプローラ上でblendファイルを眺めるよりも分かりやすい。特にオブジェクトとマテリアル。

今後の活用シーンの展望

名前の通り、アセットの管理に役立つ。特にBlenderを中心に置く予定の人にとっては必須といえる。これがあれば、メッシュ、マテリアル、マテリアル適用済みメッシュ=オブジェクト、既存のメッシュの差し替え、新規に作成したメッシュやマテリアルの管理が格段に楽になる。また、よく使う使い回しの撮影スタジオセットなどもシーンとして登録すれば切り替えが簡単だ。いつものスタジオセットを呼び出して、過去に作ったオブジェクトを配置すれば10~20クリック程度でレンダリング画像が得られるだろう。今まで考えもしなかった部分で、沢山の無駄があったと気付ける。

公式動画を見ればほぼ使い方が分かる

繰り返しになるので今度はURLだけ。
https://youtu.be/uqhJ_3CxSdQ

なので特に解説するほどのことがない。後は自分でも使ってみて、ノウハウが溜まったらまとめて記事にするかも知れない。しないかも知れない。未定だが、このアドオンを活用することは100%決定路線です。

過去の資源=アセット管理の重要性

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過去に作ったボルトヘットや、バイクのホイールやディスクブレーキハブなどのBlendファイルが、既にどこに置いたか分からない(笑)そういうのを防げる気がしている。他にもかなり以前に作ったエレノアさんのパーツなども、これを使って再整理してみるのも楽しそうだ。

とにかく3DCGは各アセットがどこに行ったかを探すのが面倒になるから、こういう管理ツールは早めに導入しておきたいと感じた。
製作途中ではバックアップの意味でも末尾に数字の付いたインクリメンタルしたファイルが量産されるが、完成してしまえば一番重要なのは仕上がったメッシュ(オブジェクト)のみだったりする。そのメッシュやオブジェクトを完成保存用フォルダ(コレクション)に登録しておけば、後は製作途中の膨大なバックアップファイルやフォルダは消してもいいし、7z圧縮してアーカイブ用HDDに移してもいい(不要な中間ファイルを削除してからそうすれば更に効率的)。

夢は膨らむ。

今後の3DCG関連のファイル管理、アセット管理はこれに集約してみようと思った。それだけ強力。またしてもZbrushのみではたどり着けなかった所に、Blenderを通じてたどり着けた。やはりというか、Zbrushユーザーほど無料で使えるDCCツールであるBlenderを活用した方がいいと感じる。ここは強調しておく(笑)


今回の創作活動は約3時間30分(累積 約1,570時間)
(564回目のブログ更新)

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