画力がないなら立体を作ればいい

「何を作る」より「どう作るか」を考えたい人

UE4用の数値入力ツールを開発中

(約 2,200文字の記事です。)
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UE4はリアルタイム表示なのに、エフェクト系の掛かり具合を見るためにはわざわざ数値を入力してEnterキーを押さないと目に見えないのだ。今170だとして、倍の値や半分の値の様子を見るためには、340、または85などキーを叩いて数値入力+Enterキーを押してようやく目に見える。これ、大きく動かす場合はいいのだが、細かい微調整をしようとすると、毎回3~4桁の数字を打ち込まなければならない。小数点だったりするとピリオド1回かならず押さなければならない。ホットキーで入力できないか?と考えていたのだがついにアルファ版が動いた。

要するに

Windows上で数値入力ボックスにホットキー連打で100,10,1,0.1,0.01などを次々と加算(または減算)させられる入力ソフトの開発中。#UE4 向けに作っていますがWindowsソフトでの汎用利用ができそう。まだまだ使い勝手を煮詰めたいところ。ありそうでなかったのです。。。

修飾キーとメインキーとの組み合わせ

この組み合わせで、100, 10, 1, 0.1, 0.01をプラスマイナス自由に入れられる。今の仮設定では、右矢印キーでプラス、左矢印キーでマイナス。それに修飾キーを組み合わせている。

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例えば、SHIFT+右=+1、CTRL+右=+0.1、などという具合。キーボード連打で数値が次々と変わる。

ただ、ソフトの制限により、押しっぱなしで常に正常に動くわけではないので、適当なタイミングで連打入力を切れさせないと誤作動する。これは仕様。何ともならない。なので微調整専用だ。それでもキーをポンポンと押すだけで1~0.01までの値を変えられるのは楽。毎回3桁の数字入力、5回もやったら疲れるよ。その点これならばホットキー5回押すのは大した手間ではない。

しかもキーを押すごとに自動でEnterキーが送信されるので、変化がビューポートに表示される。UE4でマウスドラッグで値を変えられる場合にはリアルタイムだが、その変化具合がマウスの移動量に対してシビアすぎることがあり、その微妙な調整にイライラすることが多かった。それもこれを開発しようと思ったきっかけである。

Windowsソフト汎用ツールにもできる

で、これ、今はUE4専用だが、ちょっと手を加えると色んなWindowsソフトの数値入力ボックスに対応可能。例えばCLIP STUDIO PAINTなんかにも使えそう。あれは10px単位での数値入力が結構あった気がする。他にもちょくちょく「数字入力がだるい」時があったりした気がする。それに使える。汎用ツールになるかも知れない。

もちろん細かいことを言えば、こっちのアプリ用だと最初にEnterが必要だが、あっちのアプリでは逆にEnter不要だったりと、ちょこっとしたところでキーの組み合わせが微妙に異なる。なので万人向けに対応させるのは難しいかも知れない。分かっている私からすればちょっとコードを変えるだけだが。

まだまだテスト段階なので、そもそも公開するかどうかも未定だが、ちょっといい汎用ツールができたかも知れない。

ちなみにBlenderだと

BlenderだとSHIFT+ドラッグでマウスの微調整入力ができる。これが理想的なのだがUE4には実装されていない。そしてWindowsのUI上で仮にマウスの移動速度を遅くしたとしてそれでUE4側で入力感度が高まるとも限らない。そしてそんなソフトも見当たらなかった。あるにはあったが開発がVista止まりなので当てにならない。なので結局数値入力支援ツールを作ることになったわけです。。。

必要だと思って作ったので活躍シーンはありそう

完成したらアセットの微調整とかで役に立ちそう。スナップは大きく移動させる専用で使い、途中の仮配置時の微調整はキー入力などを想定しています。最終仕上げにはスナップを細かめにすればマウスでもいける。このスナップ値の切り替えが頻繁だと疲れるのだ。移動スナップ、移動量、角度量の3つのスナップがある。手間も3倍。ここで全ての項目で、10、1、0.1、0.01でキー連打で動かせるのは大きいと思うんだよね。多分、10,20,30と数値入力+Enterキーを押している時間で、10単位の移動と1単位の移動を終えて「当たり」を付けているはず。なのでそこから1単位の調整を始める頃には、0.1単位のホットキーで微調整まで終えている予感。多分かなり早いと思う。


仮配置と仕上げ調整との間の、仮配置時でもある程度の精度で動かしたいときに役に立つはず。

後のキーの組み合わせとか移動量とか、使って考えることにします。なのでこのツールはすぐにリリースはしない予定。そして需要も微妙だと思うので。自分で使い込んでから、考えます。


今回の創作活動は約7時間30分(累積 約1,407時間)
(500回目のブログ更新)