3DCGで何をどう作るか考え中

ZbrushとBlenderの使い方、ヒント、コツなど。たまにZbrushプラグイン開発も。

教材バイクがターンテーブル動画になった

(約 2,200文字の記事です。)
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以前は静止画出力しかできなかったが、今回はターンテーブル動画になった。

今回は珍しく引っかからず

前回の学習の続き。今回で一通りこのチュートリアルを終えた。

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今回はカメラ周りの知識が入ってきた。フォーカスや絞り、画角など、カメラの知識があれば「あぁ、あれね」程度。それがUE4のどこにその項目があるかが分かったので良かった。
ムービーについては前回までで一通りカメラワークとマーカーの使い方が分かっていたので問題ない。

今回はブループリントを使ってカメラを秒間15度回転させていた。


UE4 Rendering test (motorbike on the turntable)


他、ブループリントの機能でレンダリングしない対象をセットする方法など。それは多分、利用したブループリントの仕様次第だと思うのでUE4での使い方とはそれるけれど、2,3クリックで簡単にレンダリングのOn/Offができたのは面白かった。

また、簡単にだがマテリアルとマテリアルインスタンスの関係の紹介が出てきた。これも勉強になった。

とりあえず、これでスタジオ撮影のための基礎知識とスタジオセットと、その変更方法が手に入った。

UE4でスタジオ撮影ができる

で、気が付いてみると、これで物撮りのスタジオ環境は揃ったことになる。しかも自分で思い通りに納得いくまで調整できる。

以前、お手軽撮影環境としてHDR画像を買おうか、そのスタジオ環境アセットを買おうか迷っていたが、その必要がなくなった。今なら自由に設定できるからだ。お手軽な方に逃げなくて良かった。学習の手間がかかったが、その見返りも大きかった。UE4の基礎、スタジオライティングの基礎、カメラ操作の基礎が手に入った。おまけに学習教材にはライティングの沢山の設定プリセットがあり、教材の中でももちろん変更方法のチュートリアルがあった。自由に使っていいと解説していたので使わせてもらうことにする。

かくしてスタジオ撮影環境が、相当にリッチで自由度の高い環境が期せずして手に入った。

私にはUE4が合っている。理由はまた別の記事で書くが、私にとってはCyclesのような厳密な光の計算は要らなかった。むしろ、影の調整、光の調整、映り込みの調整、そういうのを個別に変更できて「演出」できて、さらにカメラの設定やポスプロ設定までUE4でワンオフで設定できる方が嬉しい。動画として出力してから動画編集ソフトでいじりたくないのだ。面倒だから(笑)オールインワンが欲しい。それはずっと前からそう思っていた。

だからかつて思い通りのフル3DCGの画像を表現できたけれど、そのときのTwinmotion+CLIP STUDIO PAINTでの画像処理に違和感を感じていたのだ。

せっかく3DCGやるなら動画表現かも

UE4なら全てワンストップでできる上に、静止画どころかカメラワークを付けた動画にも簡単にできる。ターンテーブル動画なら既にテンプレができたわけだ。静止画1枚よりも、メチャクチャ情報量が多い。光沢とか質感とか、視点がどんどん変わるからその表現内容が静止画よりも分かりやすい。今回、学習教材としてターンテーブル動画を完成させてみたが、想像以上に自分にとって衝撃的だった。

私は今まで3DCGを静止画で表現できればそれでいいと思ったが、静止画と同じ環境をUE4上では簡単な手間でターンテーブル動画にできる。しかも表現力は静止画の比ではなかった。どちらも製作の手間はほぼ同じなので、高解像度の静止画と、紹介用のHD画質のターンテーブル動画をセットにしてもいいなと思った。UE4ならば実時間で出力できる。そもそも静止画のためのビルドは必須だから、ビルドが仕上がれば静止画もターンテーブル動画も、カメラワーク付き動画も、大した手間ではない。ならばより効率的に表現できる手段を採用するのは当然だ。


というわけで、UE4を選んで良かった。既にその恩恵を感じている。BlenderのCyclesと静止画のみの表現にこだわらなくて良かった。面倒臭いと思ったUE4の学習を進めて良かった。



雲が晴れて、彼方の青空と地平線が見えた、そんな気がした。




今回の創作活動は約3時間30分(累積 約1,353時間)
(487回目のブログ更新)