(約 1,800文字の記事です。)
ここまででラウンドエッジの主要なバグについて論理的にバグ修正できた。あとは制作者様のコーディング待ちである。
最初に感じた沢山の不便は、結果としてDiscordを通じて全て制作者に伝えることができたし、全て実装する方向で動いてもらっている。
次回のアプデに全て盛り込んでくれるそうだ。やったね。
Fluent - Stressless modeling tool - Blender Market
ランドベベルのメッシュのオーバラップだったりメッシュ破綻を全て解決
全部の原因を突き止めてバグ報告し、作者と英語チャットでディスカッションした。結果として、全て理解してもらって全部改良の実装予定だと教えてもらった。やったね。
これで綺麗な真円の角丸ベベルを思う存分に使える。変なメッシュのオーバーラップも破綻もない。
これがフルーエントの完成型だ。
オブジェクト選択の省略
現実装では、いちいちオブジェクトメッシュを選択してからFキーを押さないといけないが、私の提案で、次回のアプデではマウスホバー状態でホットキーを押すと選択状態でフルーエントが起動するから、作業がワンステップ高速化する。いちいちクリックするのは面倒だからね。
なぜここまでフルーエント改良にこだわったのか
シンプルに、真円ベースの角丸をZbrushでは作れないから、それができるツールが欲しかっただけ。現状ではメッシュの破綻が多かったが、今回のディスカッションで全部修正してもらえそうなので、次回のアプデでかなり進化した、洗練されたツールになる。もう角丸は怖くない。どんどん作っていける。
そしてQuad Remesherがある。どんどんベース形状を作ってZbrush上でブラシで思い通りに加工できる。
ローポリもハイポリのまま扱えることがQuad Remesherの強みだ。その強みを生かすための、角丸ベベルあり、平面ありのローポリモデリングなのだ。だからそういうモデリングを快適高速にできるツールが1つ欲しかった。ま、たまたまフルーエントだったわけだが、ここまできちんと改良されるのならば、恐らく他の同様のアドオンより2,3歩リードしたと思う。だからオススメできるのだ。
それを短時間で習得するための記事も書いた。
フルーエントの使い方(これで9割を使いこなせる)|大和 司 2nd|note
これをざっと読んで実践すれば、2,3時間でフルーエントで作れる物が一気に増える。大抵のローポリモデリングはいけそうだ、と思えるから不思議だ。CADの押し出し成形の発想とポリゴンモデリングの造形方法とを両方使えるから、早いに決まっている。そして更に操作性が改善されるわけだから、他のプラグインとの差は広がったと思っている。それだけ有用なツール。
今日も疲れた。だが、成果が出たので良かった。
あとはアプデの正式リリースを楽しみに待つだけだ。
ちなみに対処方法は手動で現在確立しているので、手間だが対処方法は既にある。
詳しくはこちら。
Latest bevel関連のラウンドベベルに関するバグと現在の対処方法|大和 司 2nd|note
今日も疲れたのです。
今回の創作活動は約4時間30分(累積 約1,288時間)
(457回目のブログ更新)