画力がないなら立体を作ればいい

デジタル箱庭クリエーターを目指す小さな足跡

立体表現の必要性がわからなくなってきた

(約 2,100文字の記事です。)
創作の方向性に迷っているという、ただの日記。
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燃え尽き症候群

最近、立体で表現する意味が分からなくなってきた。Zbrushでモデリング、Blenderでリグ入れ、ポージング、Twinmotionで撮影できるようになった。実際にそれで何カットか作ってみた。下絵の通りのイラストが3DCGで作れた。



線画が3DCGイラストで作れてしまった。
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作れてしまった。




作れてしまったんだ。









燃え尽きた。











燃え尽きた……。












手間暇かければ何でも表現できると思えてしまった

実際に作ったのかと言われるとまだまだだが、可能性は見えてしまった。それこそ時間数を数十時間単位でかければ表現できない物はない。立体とはいえ、頂点群の集まりでしかない。それらを丁寧に並べるだけなのだ。モデリングとは。幾何学的に整列させればハードサーフェス、有機的に滑らかに並べればクリーチャー、それだけのことだ。後は見た目。質感などはマテリアルで調整するだけであって、パラメータ制御だ。テクスチャ作り、汚し作りになればSubstanceペインターなど、これまたアナログ的な手法で手を加えることになるだけだ。結局、手間暇をかければクオリティは確実に上がる。試行錯誤ではなく、工数の問題だ。

それも恐らくできる。数十時間単位で取り組めば、ね。できることが分かっちゃったんだ。なので、致命的な技術的な課題はない。やるかやらないかだけだ。そしてそれをやりたいかどうか、だ。


モチベーションがない。できると分かった上で、表現したい物があるかといわれると、分からない。今のところ、ないな。ないのである。



表現の泉が枯れた。




3DCGソフトはいっぱいあるけれど、やっていることはシンプルだ。頂点を規則的に並べて、面に見た目を設定し、光源を配置して撮影する。これだけ。これらはモデリング、テクスチャ、ライティング、撮影のことだ。これだけだ。動画だったり静止画だったり。動画ならオブジェクトやカメラモーション、Effectなどが時間変化で入ってくるからもっと大変だ。けど1フレームで考えれば静止画撮影と一緒。頂点位置の制御、面の見えた目制御、光の制御、カメラの制御、この4つだ。

どれも地道に設定すればできる。だからコツコツやれば必ずできる。それが3DCGだ。人知を越えて不可能なことではない。それがソフトによっては得意不得意、手間・瞬殺の違いがあるだけで。

何を表現したいのか?

これがなくなった。今までは小説の挿絵を3DCGで作るという目標があったが、ほぼできた。話のほうが詰まっている。製作が追いついた。で、立ち止まって考えてみた。


私は本当にそれを作り続けたいのか?と。



3DCG、結果としては、絵を描くよりも若干早い。クオリティの違いは間違いないのだが、思ったほど時間的な効率化はできなかった。特に背景。自然風景ならまだしも、建物が入ってくるとそれも作らなければならない。あるいは無料の物を探し出してくるしかない。絵を描くよりは早いけれど、新規のワンシーンならキャラ作りも含めて7~8時間はかかる。思ったよりも時短できない。既存キャラのポージングのみと、風景作りだけなら3時間程度になるが、それでも想定の倍かかる。

で、今後、本当にそれを作り続けたいのか、分からなくなってきたのである。

作ってみて楽しい、から、単なる単純作業になりつつある。なんだろうね、何をやっているのか自分は。
自分でも適当だと分かっている物を量産して、何になる?ある程度形になって満足した。でもこれが量産されて感動するかといえばNoだ。「あ~何か続いているな」程度。

細部にこだわって1つずつ作り上げるコンセプトアートにシフトした方がいいのかも。

対極には、細部に一つずつこだわって仕上げるコンセプトアートがある。小説とは無関係に、1作品の仕上がりを突き詰めるコンセプトアートに作品作りを切替える作戦もある。こっちには技術的課題が山積みだ。何となく立体にして後回しにしてきた課題が沢山あるし、表現にこだわるならテクスチャリングの勉強も必要だ。レンダリングもTwinmotionではなくなる可能性もある。ただし、仕上がりの1カットには数十時間かかることになる。だがポートフォリオとしては価値がある。その間は製作過程日記になる。

くだらない「ねんど細工紙芝居」を作り続けるか、ポートフォリオになり得るコンセプトアート作りを通して技術を高めるか。

迷っている。

前者には前者のワールドを作れるという結果になるし、後者はポートフォリオが溜まる&技術が高まるという結果になる。両方追っかけるという手もあるが、切替えながら進むことになるだろう。それも悪くないか。



今、ちょっと創作の方向に性について迷っています。
記念すべき400回目の更新が、自身の迷いの独白とは、これも何かの縁なのだろうか(笑)




今回の創作活動は約15分(累積 約1,171時間)
(400回目のブログ更新)