画力がないなら立体を作ればいい

「何を作る」より「どう作るか」を考えたい人

やる気が出ないときにはツールのメンテナンスに充てよう

(約 4,200文字の記事です。)
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正直、なぜかやる気が出ない。そんな時には創作から離れて別のことをしてみるのがいい。だがそれをやる時間帯でもなかったりすると、はてどうしたものか。ツールのメンテナンスをオススメする。

今までふと思った「これがあれだったらもっと楽なのに」をメンテしよう

デジタルツールは、ワークフローを見直したり、ホットキーを割り当てたり、ファイルの置き場所を整理整頓するなどするだけで、スムーズに回るようになる。だが何かに必死になっているとついつい「後でやろう」と思っていながら、完成すると満足感に浸ってしまい、永遠に後回しになる。

今回のように、やる気がゼロの時には、それを思い出してツールのメンテをしてみよう。

フォルダ構造の見直し

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ファイルをどこに置くか、一時ファイルは?完成ファイルは?一時ファイルはいつどうやって消す?完成ファイルはそのまま?それとも圧縮する?などなど、デジタルでクリエイトすると切っても切れないのがファイル管理だ。そしてGTD(Getting Things Done)でもおなじみ、どこに何があるかを探すのに実は人生の何割かが持っていかれているのだ。整理整頓が重要なのではなく、必要な物をすぐに取り出せる仕組みが大切。結果として、整理整頓が大事という落としどころに至るだけであって。

私はWindowsユーザーなのでWindowsの話になってしまうので、Macユーザーの方はごめんなさい。
Windowsのエクスプローラーのホットキー、これを覚えておくと色々応用できる。

もちろんWindows10でも使えるエクスプローラーの超便利ショートカットキー

これとPhraseExpressを組み合わせると、ファンクションキー一発で指定フォルダ内のテンプレ的フォルダ群を一発でコピペできたりする。
PhraseExpressは英語オンリーのソフトだし、プログラミングの知識が多少あるかどうかで扱えるかどうか変わるが、一応無料なので楽したい人は試す価値あり。

Autotext - Boilerplate Template Manager - Text Expander

興味のある人はGoogleで検索してください。

TwinmotionもZbrushもBlenderのファイルも、全ての3DCGのファイルは7zでかなり縮む

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これは改めて別の記事で書くことになると思うので今はさらっとご紹介。
私は以前から、Zbrushのファイルを保管するなら7z形式で圧縮することをオススメしている。7zはzipよりも縮むし信頼性も高いと思っている。現に今まで解凍に失敗したことはない。

Zbrushユーザーは7z圧縮をExplzhで行うべし - 画力がないなら立体を作ればいい

で、試してみたら、TwinmotionもZbrushもBlenderのファイルも、全ての3DCGのファイルは7zでかなり縮む。最低でも半分、経験的には5分の1程度に縮む。これは驚きだ。
3DCGの作業中にはこまめにファイル保存をする人が多いと思うが、ある程度作業が進んだら、予備ファイルは整理すべきだ。消すのが嫌なら、7zで圧縮して元ファイルをゴミ箱行きにするのがいい。5分の1まで縮むとさすがに色々とよい影響が出る。1GB VS 200MBだと、HDDやバックアップにもよい影響が出る。

で、そのバックアップの整理にもフォルダ整備しておいたのが効いてくる。相乗効果だ。

ZbrushのXMD ToolBoxにカスタムブラシを登録する

Zbrushでは基本的なメッシュはIMブラシに登録してそれを呼び出してそこから作業するのが効率的だ。靴を作るにしても毎回足のヌードモデルからマスク+Extractするよりも、ハイヒール型、ブーツ型、パンプス型、などなど、過去に自分が作った靴のベースメッシュから作った方が遥かに楽だ。そしてそのベースのメッシュのポリ割りも、後の作業がしやすいようにメンテして保管しておけば更に早い。

デジタルで同じ作業をするのは愚かなことだ。無駄ともいう。それはアナログ造形だ。無駄を減らせるかどうかがデジタルを活用する旨味だ。それを利用しない手はない。(利用するかどうかは本人次第だが。)

それを上手く使うためにも、Windowsユーザー限定だが、XMD ToolBoxが便利だ。自分で指定したフォルダを読み込みできるように設定し、そこにカスタムブラシやIMブラシをどんどん保存していけばいい。それらは資産となる。

Zbrush用ブラシ管理ツール「XMD ToolBox」の導入と使い方 - 画力がないなら立体を作ればいい

ここでもフォルダ管理の整理が効いてくる。その作品群のみで使えるツールとして管理したいのか、一般的に運用できる普通のIMメッシュなのかで、ブラシ置き場のフォルダを変えるのがいいだろう。もちろん両方ともXMD ToolBoxに登録すればXMD ToolBoxからはアクセスできるが、整理整頓という考えからすればフォルダ分けしておくのがいいだろう。

左手デバイスの活用とキー割り当て

Zbrushで左手キーボードを活用して結構経つが、それ以前からCLIP STUDIO PAINTでも活用していた。だがZbrushでの作業が増えた今、Zbrushとほぼ同じ動作となるようにCLIP STUDIO PAINTでもそのようなキー割り当てにしたくなった。なのでCLIP STUDIO PAINT起動時のプロファイルのキー割り当てを変える必要が出てきた。

3DCGのみならず2Dでの作業でも、操作感が統一されていた方が効率的に作業ができる。

マウスの場合はX-Mouse Button Controlでほぼ何でも操作感を統一できる。特にビュー操作だね。私の場合はZbrush+プラグインに合わせている。

Zbrush 2019対応 マウスホイールでズームや平行移動する一番簡単な方法 - 画力がないなら立体を作ればいい


中ドラッグで平行移動、右ドラッグで視点回転、ホイールでズームだ。これをZbrush、Twinmotion、Blenderで共通にしている。特にBlenderでのそれは威力絶大で、XMBC無しなら今でもイライラしているに違いない。ちなみにTwinmotion、Blenderでは右クリックは右クリックとして動作します。右ドラッグ時のみ「視点回転操作」のコマンドを送るように設定してます。

3DCGソフトのマウス操作を統一させる方法 - 画力がないなら立体を作ればいい

これもいずれ記事するかも知れないね。私の使っている5ボタンマウスなら、親指キー+何かのボタンを純正の右クリックなどに割り当てる事もできます。便利。

ちなみに私は板タブではペン側のボタンが全くないシンプルなペンのみとして使っています。だから左手キーボードに右ボタンを割り当てないとZbrushが使えない。でも右手が完璧にペンのみなので右手はペン操作のみに集中できるメリットがあります。ボタンとかに右の指が触れないのでペン先に集中できる。まぁ珍しい人かも知れません。

Wacom ラバーグリップ ACK-30003

Wacom ラバーグリップ ACK-30003

Zbrushと左手デバイスとホイール操作と - 画力がないなら立体を作ればいい

創作活動には波がある。その波に逆らわずに、生かす

どうしても気分がある。趣味だから。自由にやるべきだから。気分が乗らないときにはやらなくてもいい。だが何かしらその創作活動の足しになるアクティビティに結びつけておくといい。動き出したくなったときにスムーズに動き出せる。例えて言うなら、ガソリン補充ではなく、オイル交換だな。頻度は低くても必ず必要になる。切れてもすぐには影響は出ないが、確実に影響は出る。そんな部分をメンテしておくといい。そうするといつでも動き出したくなったときに全開で動き出せる。

やる気はないけど、立ち止まりたくない。そんな時にはツールのメンテがオススメだ。そのうち何となくやる気が出てくるはずだ。




今回の創作活動は約30分(累積 約1,165時間)
(397回目のブログ更新)