画力がないなら立体を作ればいい

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BlenderのIntel製AI Denoiserが綺麗にノイズを減らせるから何なの?

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巷で噂のBlender。2.8になってから話題になっている。で、2.81で実装されるデノイザー、レンダリング時のノイズを綺麗に取り去ることで世間を騒がせている。確かに画像や動画を見たら綺麗にノイズがなくなっている。でも、だから何なの?ノイズが出なくなるまでレンダリングすればいいんじゃないの?そんなド素人の疑問を自分で調べて解決したのでそのメモ。

ちなみに私はBlenderド素人です(笑)調べてみただけです。

Blenderには2つのレンダラーがある

本当はもっとあるらしいが主に使われるのがEeveeとCyclesだ。
EeveeはUE4等のようなリアルタイムレンダリング用。Cyclesは従来通り長時間のレンダリングの後に画像が得られる方式。両者にはもちろん仕上がりに違いがある。詳しくはGoogleで検索してください。

で、ノイズを取れることが何の役に立つの?

Cylcesでのレンダリング時間と質とのバランスが圧倒的に違いすぎた。

youtu.be

ほぼ同じ品質でレンダリング時間が66時間 VS 45分。こりゃデノイザーの価値が騒がれるわけだ。プレビュー動画を作るにしたって、時間差が違いすぎる。66時間かけるくらいなら、確かに、3倍の135分かけてなるべく高いサンプル数で仮のムービーを作った後に、デノイザーで仕上げた方がトータルの製作時間が短く、かつ人の目で見て差が分からないことになるだろう。そこまでしてCyclesを使うのには理由があって、光の演算方式がEeveeと違って、より高精度なレンダリングが期待できるかららしい。リアルタイム処理は、どうしても何かの演算で手抜きしないとリアルタイムに間に合わないってのは、素人でも分かる。逆にCyclesできちんと物理ベースレンダリングを行うとリアルな品質になる分、演算量が膨大で時間がかかるってのも分かる。デノイザーはこれを補うことになる。

どうやら過去にもデノイザーはあったらしいが、今回のIntel製 AI Denoiserは特に優秀らしく、実用に耐える品質であることから世間が騒いでいるらしい。特にムービー作成では群を抜いていいらしい。

ここまで優秀だと、静止画であってもレンダリング環境としてCyclesを使うってのもありだなと思った。……思っただけであって、今は全く使い方すら知らない(笑)

万能なノイズ除去手段ってわけではないらしい

出典
Denoising in Blender 2.81 - Intel's ML Compositing Node vs Cycles vs NVIDIA D-Noise - YouTube

例えば暗い部屋でデジカメの感度を上げて撮影したノイズだらけになった写真のノイズはほとんど除去できない。AI Denoiserはレンダリング時に発生するノイズだけを除去するようにそれ専用に特化したノイズ除去技術なので、その法則に従わないノイズはほとんど除去できないっぽい。そりゃそうだわな。


今回の創作活動は約15分(累積 約959時間)
(344回目のブログ更新)