画力がないなら立体を作ればいい

「何を作る」より「どう作るか」を考えたい人

Zbrush2019のNPRレンダリングと作風

(約 2,000文字の記事です。)
前回の記事で、背景は写真を使ってもいけるのでは?との発想と、2019のタイムリーなNPRレンダリングとの組み合わせをテストしてみたら思いの外よかった。そんな日記。

Zbrushに背景を読み込ませてみた

読み込ませた写真はこれ。
Pixabayの商用利用可能なフリー写真。

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Zbrushに背景を読み込ませる方法は公式リファレンスにある。
Background Image | ZBrush Docs

ただ、360度の天球画像の読み込みはできたが、平面画像の読み込ませ方法は手順通りにやってもZbrushが途中で落ちる不具合があったので諦めた。とりあえず前に進む。

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悪くはない。天球画像状態なのでオブジェクトを回転させると画像もぐるりと回る。背景画像を固定することも可能。

NPRを試す

とりあえずよさげなフィルターの結果。ColoredPencilsをベースにしてます。

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2019のNPRを試すにあたり少し手こずった。コツとしては「カメラ位置を変えないこと」。つまり右や左のドラッグでオブジェクトの位置を変更しないことだ。その状態をキープしてBPRボタンを一度押す。その後ライトボックスのフィルターズからプリセットをダブルクリックすればキャンバスに適用される。カメラをちょっとでも動かすとBPRが解除される。その際には再びBPRボタンを押すこと。カメラ位置を変えない限り、フィルターを切替えたり、フィルターの設定をいじっても即座に反映される。
プリセットフィルターのパラメータの変更方法はレンダー>BPRフィルターズの各項目。ドラッグし終えると反映される。
SHIFT+項目ドラッグでリアルタイムに反映されるのでおすすめです。裏技。

Zbrushを用いた二次元表現にはNPRはいいかもしれない

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だいたいイメージ通り。

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今回テストなので、カメラアングルに対して山の形が常に一定なのは無視して。画像の中の一番いいコントラストの部分を使ってのテストです。

結論

3DCGを使って2次元表現をするならZbrushのNPR表現は十分にありだ。今回テストしたColoredPencilsは輪郭線をぼやかす効果もあるので、モデリング時に細かな凹凸を気にする必要がない。ざっくり作るには最適だ。またZbrush上で半透明オブジェクトの表現が可能なことも確認できた。Google「Zbrush transparency」で検索すればYouTube動画がヒットする。

今のところの問題は光エフェクト。こればかりはUE4に持っていくしかないかもしれない。

だが、メインは背景写真+Zbrush+NPRによるスクショによってワンシーンが作れることが決まった。これは大きな進歩だ。
フィルターによってはZbrushのモデリング時のアラを隠せる。ごまかせる。ざっと作るには最適だ。光学エフェクトなどの問題点があるが、それ以外では使えることは間違いない。少し進歩した。というか2,3カットなら今できたことになる。背景に写真を使う方法が有効なことは間違いない。また一歩前進。

今回の創作活動は約1時間30分(累積 約787時間)
そのうちモデリング作業 約45分(累積 約135時間)
(217回目のブログ更新)