(約 2,300文字の記事です。)
タイトルだけみると謎だが野営地で食べるステーキのセットです(笑)今回は造形だけなのでZbrushのスクショで済ます。
- まずはフォークとナイフとスプーンを作ってみた
- ついでにまな板、肉、ジャガイモ、タマネギを作ってみた
- フォークとナイフを配置して完成
- 金属と木材は素材感が重要
- 3DCG素材サイトのメリット/デメリット
- とりあえずはマテリアルや質感を無視してどんどん形を作っていこう
まずはフォークとナイフとスプーンを作ってみた
このシーンで使うための小物。
https://note.com/tsukasa_yamato/n/n95ff96cf1d33 https://note.com/tsukasa_yamato/n/n95ff96cf1d33
ついでにまな板、肉、ジャガイモ、タマネギを作ってみた
肉は形状が単純だからとローポリにしたら失敗。ポリペイントが粗い。だが細かくても上手く表現できそうもない。テクスチャの力が必要。肉用テクスチャ、どこかにあるんだろうか。それは保留にして、ジャガイモ(皮付き)の乱切りとタマネギの炒め物。ジャガイモは本当に芋の形にしてからスカルプトリスのパレットナイフで切る。料理手順そのまま。あとは適当にポリペイントで色を塗る。上手そうな色をイメージしながら。
タマネギは、実は面倒くさくなってジャガイモを細長くしてからデフォメーションのBend curveで湾曲させている。そしたら何かタマネギっぽくなった。あとは色。薄い緑を入れるとリアルになった。
野菜が肉の質感に勝ってしまった。
フォークとナイフを配置して完成
前回のマグカップと合わせると、とりあえず一食分の食器ができた(笑)といってもワンシーンにしか使えないけど。でも確実に夢の実現に近づいたね。
金属と木材は素材感が重要
どうやってもベタ塗りポリペイントだと立体感がでない。特に金属。グレイ一色だと全く立体感が分からない。今回はZbrushの金属っぽいマテリアルを適用してスクショ。
また木材も難しい。木と分かるためには色の他に木目が重要だと理解した。フラットカラーで木材感を出すのは難しい。プラスチックと差が出ないから難しい。だがしばらくは茶色系統でベタ塗りで行く。
素材感にこだわると時間がどんどん持って行かれることが分かった。料理系は特に罠が多い。食へのこだわりがあると特に抜け出せない(笑)なるべく単純な素材色で行こう。レゴのイメージで。
3DCG素材サイトのメリット/デメリット
実はフォークもナイフも、無料の3DCG素材サイトに転がっている。ステーキも1つだけいいのが見つかった。それを流用して作ろうかとも考えた。だがデザインがいまいち。焼き色がいまいち。いいデザインは大抵有料素材だ。無料だと結構ショボい。結局ゼロからZbrushでこねた方が早かったし、イメージ通りの形になる。何よりも造形力が付く。素材探しは素材探しの力が身につく。
よほど作るのに手間がかかるような物でない限り、単なるメッシュだけなら自力で作った方が早い。例外は、テクスチャもそろった家具類などだ。テクスチャ付きとなれば時間的なコストが大幅短縮できる。文字通りそのまま流用できる。
素材を流用していては何も身につかない。
造形力も、マテリアル選びも設定方法も、何も身につかない。なので序盤は粗くてもいいからできるだけ自力で色々作ってみようと思う。もちろん、自然風景などは難しいのでアセットを利用するが、アセットの活用方法はそのまま自分の力になるのでいい。アセットの配置方法や使い方そのものがノウハウだ。一方、単純なテクスチャ付きメッシュの流用はただ単に配置するだけだ。お手軽と考えるか学習機会の喪失と考えるか。今の私には学習機会の喪失になる気がする。
作る楽しさは作るほかに手に入らない
もし素材を持ってきて上記シーンを作れても楽しくないだろう。形が自分好みでないから。できたモノが自分の作品ではなくなる感じ。もったいない。ショボくても何でもいいから自分が満足できるワンシーンを1つ作るほうが楽しい。そして作った数だけモデリング速度は上がる。
とりあえずはマテリアルや質感を無視してどんどん形を作っていこう
久々のZbrushだったのでリハビリを兼ねて簡単な造形からスタートした。ぼちぼちドラゴンのペーターさんや護衛役のアッシュさんを作りたい。
まだ立体になっていないアッシュさんと、立体になったけど仕様変更予定のロボットのテットさん。
形だけにしておけばよかったものを、質感をポリペイントでだそうとしたから時間がかかった。
どんどん増える小物のファイル管理方法なども考えないとな。
今回の創作活動は約3時間30分(累積 約782時間)
そのうちモデリング作業 約3時間(累積 約133時間)
(213回目のブログ更新)
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