画力がないなら立体を作ればいい

3DCGでワンシーンメイキング(オリジナル小説の挿絵作り)

Zbrush用プラグインBTC Ver.2.1.0公開

(約 2,600文字の記事です。)
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待望のVer.2.1.0をリリースしました。Ver.2系の購入済み履歴から無料でDLできますよ。
(別アカウントから買ってDLしてみたので間違いないです。もう二の轍は踏まない。
Zbrush用プラグイン「Back To the Center」(斜め配置と原点配置とを往復可能) - YAMATO - BOOTH

マニュアルが必要ないくらいシンプルになって、ダイアログを読めば分かる仕様なんですが。
目次を見るだけで分かりますね。あとこの対照表を見れば分かりやすいでしょう。

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BTCボタンとCWAボタンとに別れました。

なのでホットキーも別割り当てできます。
今まで、ダイアログボックスで「もしCWAなら~」という分岐点が2カ所ほどありましたがスッキリ無くなりました。
BTCはBTC専用モード、つまりStep1~4を1ループとする作業。
そしてCWAはトランスポーズマスター(TM)を経由してのStep1~3での行ったっきりモード。
またCWAではサブツールのバックアップが不要なので、保険としてのZPRの質問1つだけでさっさと作業に入れます。
もちろんStep3完了時クイックセーブを発動させているので万が一の時も安心。(ちなみにZPR保存でNoを選ぶと自動的にクイックセーブ発動)
1秒待つだけで安心は無限大。

もちろん使い方は今まで通り。ホットキーを押してStepを進めるスタイル。ここでボタンが2つに別れたので、BTC用のホットキーとCWA用のホットキーを割り当てると便利。

私の予想ですが、作業中盤まではBTCの出番が多く、仕上げ直前の後半にかけては位置ずれなしのCWAの出番が圧倒的になるかな。The 追い込み時期ですね(笑)そんな際にもシームレスにTMを呼び出します。

CWA(Change the World-Axis)モードの強化

要するにワールド軸を自由に好きなところに設定できるモードのことなんですが。
これを実現するためにはトランスポーズマスター(以下TM)との連携が必須。だが、毎回クリックするのは手間。なので自動呼び出し機能を実装しました。
後述する自動スキャン機能で問題が無ければそのままTMを呼び出して勝手にサブツール類を仮結合します。楽ちん。
そして、位置を変更してお好みの位置にワールド軸を設定し終えると、自動で再びTMを呼び出して勝手に解凍。もちろん事前に問題の有無をスキャンしているのでここでのまさかのエラーはあり得ない。これはかなりの安心感なのです。

トランスポーズマスターのエラー対策を事前スキャンする機能

今回のVer.2.1系の目玉機能。
な、なんと、TMで致命的エラーの原因となる「サブツールのどれか一つにでも非表示部分があると結合解除しない」エラーを事前にスキャンして潰してしまえるという優れもの。しかもちょっとだけ演出にこだわりまして、非表示箇所が「点滅表示で示される」という豪華さ(笑)

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(ただしもちろんメッシュの裏側の場合には可視できませんが、その際にはカメラ位置を変えてもう一度CWAボタンを押すと点滅するので分かりやすいでしょう。)

Zbrushでメッシュの一部がアニメーションする日が来るとは思わないでしょ(笑)
疲れて作業してくるとどこが非表示なのか目がしょぼしょぼになれば見分けられないだろうな、との配慮です。


もちろんエラーがなければそのままTMを呼び出して自動結合です。

BTCとCWAを分離させたことでさらなるユーザービリティーを追求

BTCは頭部のメッシュ内に位置合わせ用のキューブを仕込むような使い方前提なので、ドローモードでCTRL+SHIFT+ダブルクリックして表面を非表示にしてからのライン引きが前提なので、Stepが終わるごとにドローモードにしています。

一方で、CWAモードはTMで単一サブツールに結合されているので、ドローモードだと逆にいちいちWキーを押さなければならない。
今回、ボタンを分けたことで、内部処理に丁寧に分岐を設けることで、CWAモードではず~とトランスポーズツールが出っぱなしです。なので、サクサクポイントを指定して、位置合わせに持っていけます。

地味にキャンセルボタンを押してもトランスポーズツールを出しっ放しにする仕様変更が大変でした。ボタン1つごとの分岐処理なので。外部関数呼び出しに変えても、結局は「キャンセルボタン」ごとにその1行を追加しなければならず。

しかもStep3でTMの分解ボタンを自動で読み込みます。そしてステップは1番目に戻ります。CWAモードではStep4は不要なので。これにより、いいえ連打によるバックステップがなくなりました。快適です。

Ver.2.1.0が私の一つの集大成です。
最初のコア部分が120行のソースコードだったのに、今は726行になってました(笑)6倍。


これはあくまでも予定なのですが、最新版の使用感を体感できるような仕様確認Ver.を無料公開する予定。いい物は体験してみないと分からない。だが、コア機能の全てを公開しては開発費が回収できない(笑)あくまでも「体験」を主眼に置いたツールを無料提供の予定です。乞うご期待。


今回の創作活動は約15分(累積 約747時間)

(172回目のブログ更新)